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2023.06.28

選手情報

錦織圭、7月下旬のアトランタOPで1年9ヵ月ぶりのツアー復帰へ

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錦織圭のツアー復帰大会が決定。7月下旬のアトランタOPに12年ぶりの出場へ


7月24日に本戦がスタートする「アトランタ・オープン」(アメリカ・アトランタ/ATP250)は、27日に出場選手を発表。今月中旬に実戦復帰を果たした錦織圭(ユニクロ/世界ランク493位)がリストに名を連ねた。

【画像】復帰戦優勝でトロフィーを手に、コーチらと笑顔のサムアップを見せた錦織圭

2021年10月以来、左股関節と右足首痛の影響で実戦から離れていた錦織は、今月中旬に行われたツアー下部のチャレンジャー大会に出場。約1年8ヵ月ぶりとなった復帰大会で優勝を飾った。

その後、自身のSNSでチャレンジャー2大会に出場したのちに、ツアーの復帰を示唆。今大会も「ワイルドカード(主催者推薦)をリクエストしている」と明かしていた。

だが、今大会のエントリーは、長期の怪我でツアーを離れた選手に与えられるプロテクトランキングによるもの。ツアー離脱前のランキングを利用し、48位で今大会に出場する予定となった。昨年大会では、ワイルドカードを獲得していたものの、怪我の影響で出場できず返上。今大会に出場となれば11年ぶりだ。

なお、錦織のツアー離脱期間を考慮すると、復帰から1年以内に12大会まで48位でエントリー可能となっている。

同大会にはトップ10選手のテイラー・フリッツ(アメリカ/同9位)や前年覇者のアレックス・デミノー(オーストラリア/同16位)、アメリカ期待の若手のベン・シェルトン(アメリカ/同35位)のほか、西岡良仁(ミキハウス/同27位)もリストに入った。

1年9ヵ月ぶりのツアー大会となるが、来週3日からは2週連続でチャレンジャー大会に出場予定の錦織。よりハイレベルな選手が集うツアー大会、そして照準としているUSオープンに向けて着実にステップアップしてもらいたい。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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