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2024.01.24

選手情報

日本代表選出の坂本怜がジュニア男子シングルス8強、ダブルス4強! 女子の齋藤咲良、小池愛菜も勝ち上がり好調維持 [全豪オープン]

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日本ジュニア男女がシングルス8強、ダブルス4強

1月24日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)ジュニアの男女シングルス3回戦が行われ、男子では坂本怜(誉高校/世界ランク7位)、女子では齋藤咲良(MAT Tennis Academy/女子同5位)と小池愛菜(Team REC/女子同13位)らがベスト8入りを果たした。

【画像】「全豪オープン」ジュニアの部・男女シングルス組み合わせ

男子シングルスでは、男子国別対抗戦デビスカップの代表メンバーにも選出された17歳の坂本が登場。第4シードとして勝ち進み、第13シードのパブレ・マリンコフ(オーストラリア/同16位)との3回戦では、第1セット第1ゲームでブレークされると、そのままチャンスを作れず4-6でセットを失った。しかし、気落ちすることなくむしろ伸びのあるプレーを披露。最高209キロのサーブを武器に、次々とゲームを奪って6-0、6-1と逆転勝ちでグランドスラムジュニア初の8強に進んだ。

また、F.チーナ(イタリア)と組んで第1シードとしてダブルスでも勝ち上がっており、準々決勝で第8シードのN.ブドコフ・ケア(ノルウェー)/J.クムスタット(チェコ)を6-3、6-2で下し、ベスト4入りを決めている。

女子シングルスでは、日本人2選手が登場。昨年行われたグランドスラムジュニアのダブルスで3度準優勝や世界ランク上位8名のみが出場する「ITFワールドツアー・ジュニアファイナル」で準優勝に輝いている齋藤。今大会の第2シードとして初めて進んだ3回戦では、安定したプレーを披露しM.ストイサビレビッチ(イギリス/女子同42位)のミスを次々と引き出す。1度もブレークを許すことなく、6-2、6-1と快勝で昨年の全米オープンに続いてグランドスラムジュニア2度目のベスト8入りを果たした。

昨年のウィンブルドン、全米オープンジュニアで8強入りしている第10シードの小池は、V.ヴァルドマノワ(チェコ/女子同53位)と対戦。互いに2度ずつブレークして迎えた第1セット第8ゲーム、小池がフォアハンドの連続ウィナーで作ったチャンスを生かして3度目のブレークに成功。そのまま6-3でセットを奪うと、第2セットも相手を左右に動かして、先に2ブレーク。このリードを守り切り6-2と、グランドスラムジュニア3大会連続で準々決勝に進んだ。

女子シングルス8強入りを果たした齋藤と小池はダブルスでペアを組み第1シードとして出場。準々決勝でR.ネイカンプ(オランダ)/ヴァルドマノワと対戦し、7-5、6-1で下してベスト4に入った。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma