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2024.03.12

選手情報

大坂なおみ、世界28位にストレートで敗戦。サーブ不調でリズムに乗れず16強入り逃す[BNPパリバ・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ、世界28位に屈し3回戦敗退


現地3月11日、女子ツアー「BNPパリバ・オープン」シングルス3回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク287位)は、第24シードのエリーゼ・メルテンス(ベルギー/同28位)と対戦。5-7、4-6のストレートで敗れた。

【動画】大坂なおみ、ストレートで敗れ5年ぶりの16強入り逃す マッチハイライト

26歳の大坂は、今季開幕戦となった「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/WTA500)で約1年3ヵ月ぶりにツアー復帰。その後、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)、「ムバダラ・アブダビ・オープン」(アラブ首長国連邦・アブダビ/WTA500)では初戦敗退だったが、4大会目となった「カタール・トータルエナジー・オープン」(カタール・ドーハ/WTA1000)で8強入りしている。

復帰5大会目となる今大会は、2年ぶり5度目の出場。2018年大会ではマリア・シャラポワやアグニエシュカ・ラドワンスカ、マリア・サッカリー、カロリーナ・プリシコワ、当時世界1位のシモーナ・ハレプを撃破した大坂は、決勝でダリア・カサトキナを6-3、6-2で破って、ツアー初優勝を果たした大会となっている。

今大会初戦では、予選から勝ち上がった元世界ランク5位のサラ・エラーニ(イタリア/同100位)を6-3、6-1で完勝。2回戦では第14シードのリュドミラ・サムソノワ(同15位)を接戦の末に7-5、6-3で下している。

この日は過去3勝1敗と勝ち越しているメルテンスと3年ぶりに対戦。立ち上がりで大坂は、メルテンスにポイントを先行されてリズムをつかむことができず、開始から2ブレークを許してしまった。大坂のこのセットにおけるファーストサーブの確率は約32%と低く、セカンドサーブでのポイント獲得率も30%台と低迷。サービスゲームで流れを引き寄せることができない。第4、第6ゲームではチャンスを確実に生かして追いついたものの、第11ゲームでセカンドサーブを叩かれて痛恨のブレークを許し、そのまま5-7でセットを失った。

続くセットでも大坂はサービスゲームで苦しみ、第1ゲームを落として先行されると、第6ゲームで追いついた直後に再びブレークを許して、そのまま4-6とストレートで敗れ、5年ぶりのベスト16入りとはならなかった。

勝利したメルテンスは、4回戦で第3シードのココ・ガウフ(アメリカ/同3位)と対戦する。

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