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2024.05.24

選手情報

日本人女子トップランクの内島萌夏、23年全豪以来のグランドスラム本戦入り。17歳 齋藤咲良は惜しくも予選決勝で敗退[全仏オープン]

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内島萌夏が全仏OP3度目の予選決勝で初の本戦入り


現地5月23日、今年2つ目となるグランドスラム「全仏オープン」(フランス・パリ)の女子シングルス予選決勝が行われ、第9シードの内島萌夏(安藤証券/世界ランク80位)が本戦の出場権を獲得した。

【画像】日本女子4名が出場「全仏オープン」女子シングルス予選組み合わせ

20日から5日間にわたって行われ、3試合を勝ち抜いた選手が本戦への切符を手に入れることができる全仏オープン予選。

ITF大会で3週連続優勝し、自己最高となる80位を記録して勢いに乗る内島は、第9シードとして出場。初戦でユスティナ・ミクルスキテ(リトアニア/同226位)、2回戦でペトラ・マルチンコ(クロアチア/同225位)をストレートで下して3年連続で予選決勝に進んだ。

全仏オープンで初めての本戦入りをかけたラルカ・シェルバン(キプロス/同205位)との試合では、第1セットでリードを許して3-5とピンチを迎えたが、土壇場でブレークして4ゲームを連取。7-5で第1セットを奪うと、第2セットではリードを守り切れない時間帯が続いたものの、迎えた第7ゲームで3度目のブレークに成功しそのまま6-4とストレートで本戦入りを決めた。

見事3度目の正直で本戦への切符を手に入れた内島にとって、昨年の全豪オープン以来となるグランドスラム本戦となっている。

今年5月にプロ転向したばかりの齋藤咲良(富士薬品/同251位)は、ランキングで格上の選手を相手に快勝続きで予選決勝に進出。グランドスラム初挑戦で初めての本戦入りをかけたルシヤ・シリッチ・バガリッチ(クロアチア/同185位)との試合では、1度ずつブレークして迎えたタイブレークの末に第1セットを落とすと、第2セット開始から一気に5ゲームを奪われて1-6。惜しくもグランドスラム本戦入りを決めることはできなかった。

<5月23日の日本人女子シングルス予選決勝の試合結果>
○内島萌夏[9] 7-5 6-4 ●R.シェルバン

●齋藤咲良 6-7(5) 1-6 ○L.シリッチ・バガリッチ

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma