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2025.03.06

選手情報

錦織圭、3時間弱の激闘で世界58位ムナルを撃破し2回戦進出。最終セットには足を引きずる場面も[BNPパリバ・オープン]

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Photo by Getty Images

錦織圭は世界58位をフルセットで下して2回戦進出


現地3月5日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)シングルス1回戦が行われ、錦織圭(ユニクロ/世界ランク76位)はジャウメ・ムナル(スペイン/同58位)を6-2,5-7,7-6(3)で下し、2回戦進出を果たした。

【動画】錦織圭 渾身のストローク&マッチハイライト

35歳の錦織は、1月31日~2月1日に行われた男子国別対抗戦「デビスカップ ファイナル予選1回戦 日本対イギリス」で勝利に貢献。その後、アメリカで開催されたATP500ダラス、ATP250デルレイビーチに2週連続で出場するも、いずれも初戦敗退となっている。

約3週間ぶりの実戦となるのは、4年ぶり12度目の出場となるATPマスターズ1000インディアンウェルズ。最高成績は2016、17年のベスト8となっている。

初戦では、ジャウメ・ムナル(スペイン/男子同58位)と対戦。昨年9月のチャレンジャー大会では、錦織が第1セットを6-2で奪い、第2セットも4-0でリードしたところから逆転負けを喫しており、今回が2度目の対戦となった。

試合は第1セットから激しい打ち合いとなり、ラリー戦を制した錦織がブレークスタート。ムナルのバックハンドにボールを集めて、テンポの速いラリーで主導権を握り、第3ゲームも破って開始から4ゲームを連取する。計4度のピンチをしのいだ錦織が、そのまま6-2でセットを奪った。

続く第2セット、錦織は第2ゲームでこの日最初のブレークを許すも、直後にすぐさまブレークバック。スコアで離されずに調子を上げるムナルについていく。第7ゲームで2度目のブレークに成功したものの、相手のしつこさもあってミスが止まらない。リードを守り切れずに第8ゲームを落とすと、第12ゲームもブレークされて5-7でセットを失った。

息を吹き返したムナルに対してペースがつかめない錦織は、最終セット第3ゲーム終了後にメディカル・タイムアウトを取って左太もも、膝を治療。再開直後、今度は右足を引きずる仕草を見せたが、開き直って強打を連発。短いラリー戦でポイントを重ねて第7ゲームでブレークした。ムナルが球際の強さを見せて、第8ゲームを失ったものの、その後錦織はサービスゲームでポイントを先行されるもしぶとくキープにつなげてタイブレークに持ち込む。ここで勝負強さを発揮した錦織が5-1とリードを広げ、2時間57分の激闘を制した。

2回戦で錦織は、第18シードのウーゴ・アンベール(フランス/同19位)と対戦。両者は初対戦となる。

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