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2025.09.27

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小田凱人「予想を超える試合したい」。1ゲームも与えないダブルベーグルで初戦突破し3連覇へ好スタート[木下グループジャパンオープン]

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小田凱人「予想を超える試合したい」


9月27日、「木下グループジャパンオープン」(東京・有明コロシアム/ITF1シリーズ)シングルス準々決勝が行われ、第1シードの小田凱人(東海理化/世界ランク1位)は、城智哉(森六/同50位)を6-0,6-0で下して準決勝進出を果たした。

【画像】小田凱人 生涯ゴールデンスラム後、初の実戦で完勝「帰ってきたぜ」

今年の全仏オープンとウィンブルドンで優勝した19歳の小田は、9月に全米オープンを制して、昨年のパリ・パラリンピックでの金メダルと併せて、生涯ゴールデンスラムを達成した。

偉業達成後、初めての試合は2連覇中の今大会。「仕上がっているなと思ってもらえる、予想を超える試合したいというモチベーション」と、“テニスの聖地”での戦いに気持ちが入る。

城との1回戦では、力の差を見せつけるようにパワフルなサーブ、ストロークで押し込んでいく。ミスもあるが、ここぞの場面であと1本を許さず6-0でセットを奪う。

第2セットも緩いペースのラリーでネットに出る時間を作ったかと思えば、今度はテンポを速めてプレッシャーをかけていく。力と技で圧倒し、1ゲームを落とさずに2回戦進出。「久しぶりにこのコートに帰ってきて、試合前からワクワクしていた。試合でも楽しくできた」と試合を振り返った。

準決勝では、髙野頌吾(かんぽ生命/同32位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma