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2026.03.27

大会情報

【全国選抜高校テニス】湘南工大附・櫻井義浩がストレート勝ちで全国選抜個人戦を制覇。全米オープンJr.予選への切符を掴む

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櫻井義浩が圧巻のストレート勝ち、全米Jr.への切符を手に


3月26日、「大正製薬リポビタン第48回全国選抜高校テニス大会」(福岡県・博多の森テニス競技場、オクゼン不動産テニスコート)の個人戦男子決勝が行われ、櫻井義浩(1年/湘南工大附)が鈴木志翔(2年/名経大市邨)を6-3, 6-3で破って優勝。全米オープン・ジュニアの予選ワイルドカード(主催者推薦)を獲得した。

【画像】「大正製薬リポビタン第48回全国選抜高校テニス大会」男女個人組み合わせ表

22日に開始した個人戦には、計96名が出場。団体戦出場校の登録No.1選手(男女各48名)、各都道府県推薦選手(47名)、および福岡県特別枠推薦選手(1名)である。

個人戦の優勝者には、今大会のスペシャルパートナーであるウイルソンが1978年から大会を支え、オフィシャルパートナーとして最も歴史が深い全米オープンのジュニア予選ワイルドカード(主催者推薦)が付与される。

大会最終日となった26日、決勝に先駆けて行われた準決勝で、団体戦優勝を果たした関西(岡山)のNo.1である稗田光(2年)を8-4で下した櫻井は、決勝で小野倫太郎(2年/四日市工)を下した鈴木と対戦。

攻守のメリハリをつけるプレーの中で、目立ったのはアグレッシブなプレー。浅いボールを逃すことなく、ミスを恐れずに果敢に攻め込んで次々とポイントを獲得し、終始ゲームを支配する。鈴木にリードを渡すことなく、6-3、6-3のストレートで勝利を手にした。

試合後のインタビューで、櫻井は安堵と喜びの表情を見せた。

「正直、個人戦を優勝できると思っていなかった。団体戦が終わってから4試合全部がタフだったので、本当に優勝できてうれしい。相手がリードしているときでも弱気にならず、自分から攻めてアグレッシブにプレーできたのが良かった」と勝因を語る。

決勝に向けては、相手のバックハンドや堅実なフォアハンドを警戒し、「凡ミスをしないように堅くラリーをして、チャンスボールなどの打たなきゃいけないところをちゃんと打っていく。相手のセカンドサービスになったら、叩いて自分から攻めるようにした」というプランで臨んだ。

このゲームプランを遂行し、要所で主導権を握り続けた。勝った瞬間にあげた雄叫びについては、「興奮してよく覚えていないが、勝手にやっていた」と振り返り、高校進学後初の全国タイトル獲得には「まだ信じられない気持ち」と率直な感想を口にした。

湘南工大附の瀬野監督は、櫻井の強みについて「コートの中をすごく走れるところと、ストロークに関しては、攻撃であったりとか多彩にいろんな引き出しを持っている」と評価する。

さらに今大会での教え子の変化について、こう振り返った。
「団体戦を経て個人戦に入り、1戦ごとに良くなっていった。テニスの技術はもちろん、試合への立ち振る舞いや考え方を含めて、この1週間で成長してくれた。我慢するところと一気に攻めに転じるところの判断も含め、試合を通して成長してくれた」

指揮官の言葉を受け、櫻井自身も精神面での変化を認めている。
「団体戦のときは立ち振る舞いがずっと弱気だった。そこを個人戦ではちゃんと上を向いて、強気にいけた。それがこの結果につながったと思う」

海外のジュニア大会への出場経験も持つ櫻井。今後は、世界を舞台にした戦いへと視線を移す。

獲得した全米オープン・ジュニア予選ワイルドカードに向け、「日本の選手よりも体格が遥かにある。全米オープンに向けてフィジカルなどのトレーニングをちゃんとして、外国人の球に負けないような体づくりをしていきたい。1個ずつ試合に勝って、まずは本戦に出られるようになりたい」と決意を述べた。


<3月26日の個人戦試合結果>

■男子決勝
○櫻井義浩①(湘南工大附) 6-3 6-3 ●鈴木志翔②(名経大市邨)

■男子準決勝
○櫻井義浩①(湘南工大附) 8-4 ●稗田 光②(関西)
○鈴木志翔②(名経大市邨) 8-3 ●小野倫太郎②(四日市工)

※丸数字は学年

優勝:櫻井義浩



準優勝:鈴木志翔



第3位:稗田 光



第3位:小野倫太郎





「大正製薬リポビタン 第48回全国選抜高校テニス大会」
●開催日程
開会式:3月20日(金・祝)
団体戦:3月21日(土)~25日(水)
個人戦:3月22日(日)~26日(木)
表彰式:3月25日(団体決勝戦終了後)、3月26日(個人決勝戦終了後)

●会場 団体戦および個人戦(4R~F):博多の森テニス競技場、個人戦(1R~3R):オクゼン不動産テニスコート

●共催 公益財団法人日本テニス協会、公益財団法人全国高等学校体育連盟

●主管 一般社団法人全国選抜高校テニス大会事務局

●タイトルスポンサー(特別協賛) 大正製薬リポビタン

●スペシャルパートナー アメアスポーツジャパン株式会社

●プラチナパートナー BNPパリバ

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写真:Tennis Classic