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2026.04.21

選手情報

アルカラスとサバレンカがローレウス賞を初受賞 テニス界が年間最優秀選手賞を独占

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Photo by Getty Images

アルカラスとサバレンカがローレウス年間最優秀選手に選出


世界のスポーツ界で最も権威ある賞の一つ「ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード」の授賞式が20日、スペイン・マドリードの歴史的な会場で開催された。世界中のメディアによる投票と、69名のレジェンドで構成されるローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミーの選考を経て、男子テニスのカルロス・アルカラス(スペイン)が年間最優秀男子選手賞を、女子のアリーナ・サバレンカが年間最優秀女子選手賞をそれぞれ初受賞した。

史上最年少、22歳で頂点に立ったアルカラス

地元の声援を受けて登壇したアルカラスは、サッカー界のレジェンドであるルイス・フィーゴ氏とイケル・カシージャス氏からトロフィーを授与された。

アルカラスにとって2025年シーズンは、まさに「支配」の一年だった。全仏オープンと全米オープンでのグランドスラム2冠を含む、ツアー最多の8タイトルを獲得。11月のNitto ATPファイナルズではヤニック・シナー(イタリア)に敗れたものの、シーズン成績71勝9敗という驚異的な勝率を記録し、激しい首位争いの末に年間最終世界ランキング1位を奪還した。

受賞スピーチでアルカラスは次のように語った。
「3年前、私はパリでブレイクスルー賞を受賞し、ヒーローの一人であるリオネル・メッシに会いました。いつか彼と同じリストに名を連ねることを夢見ていましたが、今日、それが現実となりました。フェデラー、ジョコビッチ、ボルト、そしてラファ・ナダル。巨人の足跡をたどっていることを実感し、この瞬間が非常に特別に感じます」

また、共にノミネートされていた宿敵シナーに対し、「彼がいなければ、今のレベルには到達できなかった」と、互いを高め合うライバル関係への敬意を強調した。

「伝説の隣に」サバレンカ、感涙の初受賞

女子部門では、年間を通じて世界ランキング1位の座を一度も譲らなかったサバレンカが栄冠を手にした。2025年シーズン、全米オープン連覇を果たしたほか全豪オープンと全仏オープンでも決勝に進出。特に全仏準決勝では、イガ・シフィオンテク(ポーランド)の連勝記録を「26」で止めるなど、圧倒的な存在感を示した。

授賞式でサバレンカは、セリーナ・ウイリアムズや大坂なおみといった過去の受賞者の名を挙げ、「自分の名前がこれらのレジェンドの隣に並ぶことに鳥肌が立っている。言葉にならないほど感動している」と心情を吐露した。

テニス界が席巻した「スポーツ界最大の夜」

今大会は、5度の受賞歴を持つノバク・ジョコビッチと、スキー界のスターであるアイリーン・グーが共同ホストを務めた。ジョコビッチはホストとして、現役引退後に「スポーツ・インスピレーション賞」を受賞した元レアル・マドリードのトニ・クロース氏を称える場面もあった。

その他の部門でも、サッカーのパリ・サンジェルマンがクラブ史上初の欧州CL制覇を含む6冠を達成し年間最優秀チーム賞を受賞。F1のランド・ノリスが自身初のワールドチャンピオン獲得によりブレイクスルー賞に輝くなど、2025年のスポーツシーンを象徴する顔ぶれが並んだ。

2026年ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 受賞一覧
年間最優秀男子選手:カルロス・アルカラス(テニス)
年間最優秀女子選手:アリーナ・サバレンカ(テニス)
年間最優秀チーム:パリ・サンジェルマン(サッカー)
年間最優秀成長選手:ランド・ノリス(F1)
年間最優秀復活選手:ロリー・マキロイ(ゴルフ)
年間最優秀障害者選手:ガブリエル・アラウジョ(水泳)
アクションスポーツ選手:クロエ・キム(スノーボード)
最優秀若手選手:ラミン・ヤマル(サッカー)
スポーツ・インスピレーション賞:トニ・クロース(サッカー)
生涯功労賞:ナディア・コマネチ(体操)

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