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2026.06.02

選手情報

オジェ・アリアシムが全仏初の8強入り!「今大会最高の試合だった」カナダ男子初の快挙で準々決勝へ[全仏オープン]

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「クレーへの苦手意識はない」快挙達成のオジェ・アリアシム、次戦は2戦2敗の世界14位コボッリ


6月1日、「全仏オープン」(フランス・パリ)男子シングルス4回戦が行われ、第4シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/世界ランク6位)がアレハンドロ・タビロ(チリ/同36位)を6-3, 7-5, 6-1で破り、同大会で初めてベスト8入りを決めた。

【動画】オジェ・アリアシムが全仏オープン初のベスト8進出!4回戦ハイライト

25歳のオジェ・アリアシムは、7年連続で全仏オープンに出場。これまでの最高成績は、2022年と2024年の4回戦だった。

グランドスラムで初めて上位4シードに入って迎えた今大会は、1回戦でダニエル・アルトマイヤー(ドイツ/同57位)に敗北まで2ポイントまで追い詰められたものの、粘り強いプレーを披露し4-6,6-4,4-6,6-1,7-6[10-7]で勝ちに結び付けると、2回戦でロマン・アンドレス・ブルチャガ(アルゼンチン/同68位)、3回戦で第31シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ/同35位)を1セットダウンから逆転勝ちを収めて、3度目の4回戦に進んでいた。

序盤からサービスゲームを安定してキープしたオジェ・アリアシムは、第1セット第4ゲームで先にブレークに成功。その後は危なげなくリードを守り切り、6-3で先取する。

第2セットは両者ともサービスゲームを譲らない展開が続いたが、5-5で迎えた第11ゲームでオジェ・アリアシムがブレークに成功。続くサービスゲームもきっちりと締め、セットカウント2-0と優位に立った。

勢いに乗った第3セットは第2ゲームから3ゲーム連続でゲームを奪い主導権を掌握。終盤には4本連続サービスエースを決める圧巻のプレーも披露し、最後は6-1で締めくくった。

試合時間2時間6分の完勝で、自身初の全仏オープンベスト8進出を達成。これによりオジェ・アリアシムは、4大大会すべてで準々決勝進出を果たした初のカナダ男子選手となった。

試合後の記者会見でオジェ・アリアシムは、自身のパフォーマンスについて「今大会で最高の試合だった。勝利できて本当にうれしい。自分が目指しているテニスを表現できた。グランドスラムではこういう試合をしたいと思っているので、内容に満足している」と振り返った。

また、今大会は優勝候補のヤニック・シナー(イタリア/同1位)やノバク・ジョコビッチ(セルビア/同4位)が敗退し、ドロー上位が大きく変化している。それでもオジェ・アリアシムは「シナーが負け、ジョコビッチが負けた時は大きな話題になったが、それは先週のこと。今は慣れてしまった。今日は特別なプレッシャーは感じなかった」と冷静な姿勢を示した。

準々決勝では、第10シードのフラビオ・コボッリ(イタリア/同14位)と対戦する。過去の対戦では2戦2敗を喫しているが、「過去の試合は今回の対戦とはほとんど関係ないと思う。彼は動きが素晴らしく、多彩なショットを持った非常にバランスの良い選手だ。以前から彼のプレーが好きだったし、多くの才能を持っている。次の試合は非常にタフな戦いになる」と警戒した。

さらにコボッリについて、「今の男子ツアーは上位数人を除けば実力差は非常に小さい。重要なのはグランドスラムで一度勝つことだけではなく、毎年安定して高いレベルを維持できるかどうかだ」と評価している。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma