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2026.06.06

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小田凱人が宿敵ヒュウェット撃破し国枝慎吾以来の大会4連覇の快挙[全仏オープン]

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小田凱人 0-3からの6ゲーム連取、国枝慎吾に並ぶ4連覇


6月6日、「全仏オープン」(フランス・パリ)車いすテニスの男子シングルス決勝が行われ、第1シードの小田凱人(東海理化/世界ランク1位)が第2シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス/同2位)を6-3, 6-3で下し、同大会4連覇の快挙を達成。シングルスではグランドスラム通算9度目の優勝を飾った。

20歳の小田は昨季、全仏、ウィンブルドン、全米を制し、すべてのグランドスラムとパラリンピックを制覇する「生涯ゴールデンスラム」を史上最年少で達成。今季も1月の全豪オープンを制しており、「年間グランドスラム」を目指す小田にとって最高の滑り出しとなった。

4連覇を目指す今大会は、1回戦でゴードン・リード(イギリス/同5位)、準々決勝でダニエル・ロドリゲス(ブラジル/同16位)、準決勝で第3シードのマーティン・デラプエンテ(スペイン/同3位)をいずれもストレートで下して決勝に進んだ。

決勝の相手は、小田の宿敵でもある世界2位のヒュウェット。直接対決では16勝11敗と拮抗しており、今季はこれまでに5度の対戦があり小田の3勝2敗。今大会の前哨戦でも対戦しており、小田が6-2, 6-1で破っている。この日は今季6度目の対戦であった。

第1セット、先にブレークした小田は、第6ゲームで2本のダブルフォールトが絡んでブレークバックを許す。だが、これで守りに入らないのが小田の強さである。攻撃的なテニスを貫いて2度のブレークを奪い、3ゲームを連取して6-3でセットを先取する。

第2セットは立ち上がりにヒュウェットの反撃を受ける。それでも落ち着いていた小田は、0-3から着実にポイントを重ねて主導権を握ると、圧巻の6ゲームを連取。王者の実力を発揮し、全仏の頂点に輝いた。

この勝利により、小田は男子シングルスにおいて2007年から2010年に優勝した国枝慎吾以来の大会4連覇を成し遂げた。全豪に続いて全仏も制した小田。年間グランドスラムへの期待が高まる。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma