望月慎太郎 予選3試合を勝ち抜き本戦への切符手にする
現地6月25日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)男子シングルス予選決勝が行われ、予選第21シードの望月慎太郎(木下グループ/世界ランク150位)がクレマン・タビュール(フランス/同191位)を1-6, 7-5, 2-6, 6-3, 6-1で下し、2年連続の本戦入りを決めた。
【画像】「ウィンブルドン」男女シングルス予選組み合わせ23歳の望月は今季、グラスコートシーズン前まで14大会で4勝と苦戦していた。得意のグラスコートに入ってからも2大会連続で初戦敗退となったが、直前のチャレンジャー大会でベスト8に進出し、復調の兆しを見せていた。
今大会の予選1回戦ではビタリー・サチコ(ウクライナ/同199位)を6-3, 7-6(4)で破り、続く予選2回戦ではゴーティエ・オンクラン(ベルギー/同183位)を6-2, 4-6, 6-3のフルセットで破って予選決勝に駒を進めていた。
予選決勝は5セットマッチで行われた。第1セット、望月はサーブの精度に苦しんで2度のブレークを許す。リターンゲームでは1ポイントしか奪うことができず、チャンスを作れないまま1-6でセットを失った。
挽回したい第2セット、スローペースに持ち込もうとするタビュールに苦戦し、先にブレークを許す展開となる。それでもフラストレーションをためながら粘り強いプレーを続けた望月が追いつくと、第12ゲームで3度目のブレークに成功。7-5でセットを奪い返した。
第3セット、勢いを保ちたい望月だったが、第1ゲームで早くもリードを許すと、その後もミスが早くリズムに乗れない。第5ゲームで2度目のブレークを許してリードを広げられると、タビュールの思い切ったプレーを跳ね返すことができず、2-6でセットを落として後がなくなった。
第4セット、望月は相手のミスを見逃さずに第2ゲームでブレークに成功する。ファーストサーブの確率も上がり、危なげなくサービスキープを続けて6-3でセットを取り切り、勝負は最終セットに突入した。
運命の最終セット、望月は攻撃的なプレーで第1ゲームのブレークに成功。サーブ&ボレーやリターンダッシュなど、ネットに出る積極性も見せ、第3ゲームも破って4ゲームを連連取する。最後まで守りに入ることなく攻撃の手を緩めなかった望月が、5-1から迎えた第7ゲームも破り、6-1で最終セットを奪取。2時間55分の熱戦を制して本戦への切符を手にした。