坂本怜 実力者ファリアとの攻防、第2セットを奪い返すも一歩及ばず
現地6月25日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)男子シングルス予選決勝が行われ、予選第27シードの坂本怜(IMG/世界ランク148位)は、予選第2シードのジャイム・ファリア(ポルトガル/同97位)を6-7(3),6-4,3-6,4-6で敗れ、惜しくも本戦出場とはならなかった。
22日から25日にかけて開催される予選は、シングルス本戦が行われる本会場から車で約10分のローハンプトンにある会場で開催。3試合を勝ち抜けば本戦の出場権を手にすることができる。
自己最高ランクとなる148位を記録し、初のウィンブルドン挑戦となった坂本。予選1回戦では、ワイルドカード(主催者推薦)で出場したアントン・マトゥセビッチ(イギリス/同377位)を7-6(6),3-6,6-3、予選2回戦でアジズ・ドゥガズ(チュニジア/同755位)を6-4,6-4で破って、全豪オープン以来となる2度目のグランドスラム本戦に王手をかけた。
この日の相手となったファリアは、今年の全豪、全仏オープンでいずれも予選を突破。全豪で2回戦、全仏で3回戦に進んでいる実力者である。
第1セット序盤でブレークし合ったものの、その後は互いに効果的なサーブを放ってサービスキープが続く。第12ゲームでは坂本に2本のセットポイントが訪れたものの、これを活かせずにタイブレークにもつれ、2度のミニブレークを許して6-7(3)でセットを失う。
続く第2セットもテンポよく試合が進む拮抗した試合展開に。坂本は4-4の第9ゲームで鮮やかなフォアハンドのリターンエースを奪って0-40とすると、このチャンスをものにしてそのまま6-4でセットを奪い返す。
セットカウント1-1とした坂本だが、第3セットは第4ゲームでセカンドサーブを叩かれてピンチを迎えると、ストロークで先にミスが出てしまいブレークを許す。ミスの少ないファリアのサービスゲームを崩すことができずに3-6で、セットカウント1-2に。
あとがなくなった坂本は第4セットも、派手さはないものの的確な配球のストローク、コントロールされたサーブを放つファリアに苦しめられる。第5ゲームで落としたブレークを巻き返すことができず、4-6と惜しくもウィンブルドン本戦出場とはならなかった。