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2026.07.01

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世界5位シェルトン、初戦で予選勝者にフルセットの惜敗「キャリアで最もタフな敗戦の一つ」[ウィンブルドン]

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シェルトン、最終セットの好機を活かせず「相手が素晴らしいテニスをした」


「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)男子シングルス1回戦が現地6月30日に行われ、第4シードのベン・シェルトン(アメリカ/世界ランク5位)が、予選勝者のオットー・ヴィルタネン(フィンランド/同140位)に4-6, 6-3, 7-6(8), 2-6, 6-7[9-11]のフルセットで敗れる波乱があった。シェルトンにとって同大会での1回戦敗退は4度目の出場で初めてである。

【画像】「ウィンブルドン」男女シングルス組み合わせ

最終セットの10ポイントマッチタイブレークでは一時8-5 とリードし、マッチポイントも握っていたシェルトン。しかし、25歳のヴィルタネンが放つベースラインからの攻撃的なショットに圧倒され、逆転を許した。

試合後、シェルトンは以下のように心境を語った。

「間違いなく、これまでのキャリアで最もタフな敗戦の一つだ。今日は一日中、上り坂を登っているような戦いだった。サーブのスポットが狂っていてフリーポイントがもらえず、多くのゲームで泥泥のラリーを強いられた。彼はベースラインから非常にアグレッシブに攻めてきた」

「最終セットでは3度、別々のゲームで 15-40 のチャンスがあったが、その局面で相手が信じられないようなショットを繰り出してきた。本当に素晴らしいテニスだった。テニスではこういうことが起こる」

シェルトン自身、調子は悪くなかったと振り返るが、ヴィルタネンのミスを恐れないプレーが自身の選択肢を狭めたと分析している。10ポイントマッチタイブレークではネットに出てプレッシャーをかける戦術をとったものの、相手の勢いを止めきれなかった。

今シーズンの自身について、シェルトンは「ローラーコースターのよう」と表現した。2026年シーズンは全豪オープンでベスト8に進出し、BMWオープンを含むATP500の2大会で優勝を飾るなど、計3つのタイトルを獲得。7月を迎えた時点で、最終戦のレースランキングでは6位につけている。

一方で、インディアンウェルズやマイアミなどのマスターズ1000大会、そして全仏オープンに続き、このウィンブルドンでも早期敗退を喫するなど、ビッグトーナメントでの苦戦が目立つ。

「今年は本当に接戦や、最終セットのタイブレークで落とす試合が多すぎる。満足のいく年ではないし、タフな時期を過ごしている。ただ、テニスは一つのきっかけで軌道修正ができるスポーツだ。数日後にはまた練習コートに戻る。ここでの早期敗退は望んでいた結果ではないが、自分にとってシーズンで最も得意なハードコート・シーズンがこれから始まる」

芝のシーズンは苦い結果に終わったが、23歳のレフティーはすでに、自身のプレースタイルに最も適した夏の北米ハードコートシーズンを見据えている。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma