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2026.09.28

選手情報

西岡良仁、約8か月ぶり復帰戦はチチパスにストレート敗戦 予選1回戦で屈する[木下グループジャパンオープン]

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西岡良仁、左肩の怪我から約7か月ぶりの実戦復帰も予選決勝に進めず


9月28日、「木下グループジャパンオープン」(東京・有明コロシアム/ATP500)のシングルス予選1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した西岡良仁(ミキハウス/世界ランク210位)は、予選第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同44位)に5-7, 2-6のストレートで敗れ、予選決勝進出を逃した。

【画像】錦織圭ら出場!「木下グループジャパンオープン」シングルス組み合わせ

西岡は2026年2月のATP250デルレイビーチ予選敗退後、左肩などの怪我によりツアーを離脱していた。今大会は約8か月ぶりの実戦復帰戦となる。

対戦相手は元世界ランク3位の実力者チチパス。第1セット、西岡は第1ゲームで幸先よくブレークに成功する。第4ゲームでは0-40のピンチから粘りを見せたものの、ダブルフォールトやフォアハンドのミスが響き、ブレークバックを許した。しっかりと構えさせてからの強打で攻め込むチチパスに対し、西岡も揺さぶりをかけるが一進一退の攻防が続く。しかし、5-6で迎えた第12ゲームで2度目のブレークを喫し、このセットを失った。

続く第2セットは、チチパスに2度のブレークを許して1-5と一気に引き離される展開となった。第7ゲームで1ブレークを返して意地を見せたものの、第8ゲームでこのセット3度目のブレークを許し、2-6で試合終了となった。

約7か月ぶりの実戦を終えた西岡は、試合後の会見で「復帰戦で相手が彼(チチパス)というのはなかなか厳しかった。あのスピードやショットの威力に対する練習ができていなかったので、そこが不安要素だった」と振り返った。一方で、「肩にあまり負担もなく、結果というより今後どれだけ戦っていけるかを考えたとき、比較的に自分の中ではかなりできた方の試合だった」と前向きな手応えを口に。「あとは少しずつ試合勘や自分がなぜ勝てていたのかというのを思い出していく作業を試合を通じて戻していきたい」とした。

今後の戦い方については、「昔みたいに3時間4時間粘り続ければ勝てるっていう風になってくるわけでももうないと思う」とし、「強みを残しながらも短い時間でポイントを終わらせるスタイルへシフトしていく必要がある」と自己分析を展開した。

また、今大会で引退を迎える錦織圭についても言及。「同じ空間に立って、いざ自分も結果を出そうとトライした時に残してきた結果がいかに現実離れしているかを痛感した。自分も怪我で離脱を経験し、いつか終わりが来ると再認識させられた。自分も納得してやりきったと言える終わり方をしたい」と、敬意とともに自身のキャリアへの思いを語った。

復帰戦での本戦進出はならなかったものの、約8か月ぶりの実戦で元世界3位を相手に随所で粘り強いプレーを見せ、再起に向けた大きな一歩を踏み出した。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma