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2026.09.28

選手情報

坂本怜、1回戦は世界37位アルナルディ「いいとこ引いてくれた」 錦織の引退に「日本のテニスは錦織圭のもの」と寂しさ[木下グループジャパンオープン]

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坂本怜、2回戦で世界3位アルカラスと対戦可能性「見てしまったからにはやりたい」


9月28日、「木下グループジャパンオープン」(東京・有明コロシアム/ATP500)シングルス本戦の組み合わせ抽選が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する坂本怜(IMG/世界ランク137位)は、1回戦でマッテオ・アルナルディ(イタリア/同37位)と対戦することが決定。ドロー抽選後の会見に臨んだ坂本は「いいとこ引いてくれた」と笑顔で語った。

【画像】錦織圭ら出場!「木下グループジャパンオープン」シングルス本戦組み合わせ

会見の冒頭、坂本は「子供たちが僕をいい感じのところに引いてくれた」と会場に居合わせた子供たちが引いたドロー抽選の結果を歓迎。「まず1回戦、自分のできる限りを尽くして、(カルロス・)アルカラス選手とやれるところまで行けたらもう本望。テニスの調子はいいと思っているので、それが存分に出せれば」と意気込みを語った。

シードとの対戦を避けたいと願っていたといい、「どこも全部きつかったけど、アルナルディが一番良かったんじゃないですか。硬くなりそうだから言いたくはないけど、正直『よくやった』と褒めてやりたい」と冗談交じりに話した。

アルナルディは坂本のコーチと同じイタリア出身。初対戦となった昨年のATPマスターズ1000上海1回戦では6-7(3), 4-6で敗れており、今年の全仏オープンではベスト4に進むなど好成績を上げている。坂本は「コーチにはコネクションもあるし、話も聞き尽くしていると思う。集中できる言葉をくれるはずなので、情報不足の不安はない。自分のベストを尽くすだけ。自信を持ってやれる」と自信をのぞかせた。

自国開催のジャパンオープンを、坂本は「ボーナスのようなもの」と位置づける。「たまたま日本で大きな大会があり、たまたま日本でワイルドカードをもらえる位置にいた。自分の力でここまで上がってきたというより、運が良くて、普段対戦できない選手と試合ができる。とにかく楽しみたいし、できるだけこのレベルの選手から色々盗んで、来週につなげたい」と話した。

ドロー全体については、「ATP500と言っても、出ている選手のレベルはグランドスラムより高いと思う。どの試合を見ても面白い」と評価。錦織とティアフォーの対戦が気になっているとしたうえで、「自分のことになってしまうけど、アルカラス選手の山に入れたのは本当に大きい。もちろんまず1回戦にベストを尽くさなければいけないが、見てしまったからにはやりたいと思ってしまう」と、勝ち上がった先のトップ選手との対戦を見据えた。

今大会は、日本のテニス界を長年けん引してきた錦織にとって最後の大会でもある。坂本にとっては対戦を望んできた憧れの存在だ。

「正直、寂しいというのは感じている。日本のテニスは錦織圭のものだったので、それがいなくなるというのはテニスの顔がいなくなるということ。テニスファンとしても寂しい」と率直な思いを吐露。一方で、「僕がその顔になっていきたいと思っている中で、圭くんがやってきたことはもちろん目標にしていること。寂しい気持ちと、僕が次を継ぐ、次の顔になってやるという2つの気持ちがある」と力強く宣言した。


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写真:Tennis Classic