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2026.09.28

選手情報

錦織圭、1回戦の相手は食事後に「前から歩いてきて…」知る 現役最後のジャパンOPへ「最高のプレーを見せられるように」[木下グループジャパンオープン]

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錦織圭 現役最後のジャパンOPへ「悔いの残らないように」


今季限りで現役を引退する錦織圭(ユニクロ/世界ランク436位)が9月28日、「木下グループジャパンオープン」(東京・有明コロシアム/ATP500)に向けたイベントに登場した。現役最後の同大会を前に、錦織はファンへのメッセージとして「最高のプレーを見せられるように」と記した。

【画像】錦織圭ら出場!「木下グループジャパンオープン」シングルス本戦組み合わせ

この日午前にはアシックスとのアドバイザリースタッフ契約締結が発表された。錦織はこの1年間、アシックスのシューズを試合や練習、コート外でのトレーニングで着用。「特にこのアジア人と自分の足にもすごく合っていた」としたうえで、テニスシューズに求められる「スピード」と「サポート」の両立を評価した。

「テニスの場合はかなり横にも動くスポーツなので、軽さもありながらサポートがないといけないっていう難しいシューズだと思うんですけど、それが両方ともしっかりあるので動きやすい」

さらに錦織は「テニスってラケットと靴が一番大きな武器」と説明。この1年間、アシックスのシューズを履くことで「すごくいい動きができているように感じた」と振り返った。

シューズはプレーだけでなく、身体への負担にも関わるという。「怪我に繋がる原因の一つでもあるので、シューズが合わないと全部に歪みが来てしまう。なので、そこのサポートっていうのはとても大事ですね」と述べ、アシックスのスタッフとは、理想的なシューズについて意見交換も重ねてきたという。「申し訳ないくらい」というほど話し合いを重ねたと明かし、「それにすごく向き合ってくれるシューズ作りの熱意みたいなものも、他のやっぱりブランドとは違ったところをすごく感じた」と語った。

ジャパンオープンの会場内で行われたイベントでは、錦織がファンに向けて「最高のプレーを見せられるように」と書いたフリップを掲げた。現役最後となる日本での公式戦を前に、そこに込めた思いについて錦織は「やっぱり最後の試合なので悔いの残らないようにっていうのと、全力を出して、なるべくいいプレーを見せられるように頑張りたいなと思います」と語った。

過去に2度優勝(2012,2014年)した思い出にも言及し、「日本での大会っていうのはいい意味での緊張感も他と違ってありますし、こうやって色んな方も試合を見に来て応援しに来てくれるので、その分頑張れるし、頑張りたいなっていう思いは強いです」と、国内最後の公式戦に向けた思いを明かした。

そして、イベント直前にはジャパンオープンの組み合わせ抽選が行われ、錦織の1回戦の相手はフランシス・ティアフォー(アメリカ/同8位)に決まった。

錦織は普段、試合前日や当日まで対戦相手の情報を耳に入れないことで知られている。だが、この日は、思わぬ形で相手を知ることになった。

「たまたま食事終わった時にティアフォーが前から歩いてきて、握手してきて『やるね』みたいに言われて。それで知ったんですけど(笑)」

ティアフォーは今夏好調を維持しており、直近の全米オープンではベスト4に進出。錦織も「彼、この夏すごく調子良くて、いい選手ではあるので、楽しみではあります」と対戦を見据えた。現役最後のジャパンオープン。錦織がファンに掲げた「最高のプレーを見せられるように」という言葉の先には、ティアフォーとの1回戦が待っている。


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写真:Tennis Classic