close

2026.10.19

選手情報

小堀桃子/清水綾乃が2年連続8強!「言わなくても伝わる」好相性ペアが目指すグランドスラム[木下グループジャパンOP]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

小堀桃子/清水綾乃、競った場面で勝負強さを発揮しストレート勝ちで2年連続8強


「木下グループジャパンオープン」(大阪・うつぼテニスセンター/WTA250)の女子ダブルス1回戦が10月19日に行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した小堀桃子(橋本総業ホールディングス/ダブルス世界ランク80位)/清水綾乃(Team LB/同137位)は、二宮真琴(エディオン/同69位)/リュドミラ・キチェノク(ウクライナ/同59位)を6-4,6-3で下し、昨年に続き2年連続の準々決勝進出を決めた。

【画像】「木下グループジャパンオープン」シングルス&ダブルス本戦組み合わせ

2人が勝利の要因に挙げたのは、競った場面での勝負強さだった。小堀は「40-40を取る率が高かったのが勝利につながった」と振り返る。清水も「スコア以上にタフな試合だった」と話し、接戦を制したことに手応えを示した。

第1セット、小堀/清水は先にブレークを奪うと、第7ゲームではラブゲームでブレークを許して追いつかれたものの、セット終盤の第10ゲームで再びブレークに成功。6-4で第1セットを先取した。

第2セットも、序盤から互いにブレークポイントを握り合う展開となった。40-40にもつれるゲームが続く中、小堀/清水は第6ゲームで5度目のブレークポイントを生かしてリードを奪う。対する二宮/キチェノクも、このセットだけで6度のブレークポイントを手にしたが、ブレークには至らなかった。小堀/清水は最後までサービスゲームを守り切り、6-3で勝利。昨年に続く準々決勝進出を果たした。

清水は試合を振り返り、「第1セットよりも第2セットの方が、スコアは6-3だったが、私のサービスゲームはすべて40-40になるなど、かなり大変だった。ブレークされなかったことが一番大きかった」と、接戦の中でサービスを守り抜いたことを勝因に挙げた。小堀も、40-40の場面でポイントを取れたことが勝利につながったと分析。競り合いでの集中力が、ストレート勝ちを引き寄せた。

また、昨年に続いて1回戦で日本人選手と対戦したことについて、小堀は「日本人の方が球に打ち慣れているので、そんなに嫌ではない」と説明。対戦相手のプレーを知っていることも、落ち着いて試合に臨めた理由の一つだったようだ。

一方、清水はワイルドカードでの出場だったことに触れ、ランキング上位の相手が勝たなければならないというプレッシャーを感じていた可能性もあるとし、「立場的には私たちの方が有利だったと思う」と、挑戦者として臨めたこともプラスに働いたと語った。

小堀と清水のペアは、昨年のITFツアーで7大会、今年も3大会で優勝。2017年からの10年で通算21度の優勝を飾っている。数多くの試合をともに戦ってきた2人は、互いの動きを理解していることが強みだという。

清水はコンビを組むメリットについて、「小堀と組んでいると、言わなくても伝わる部分がある。他の選手と組むと、言葉にしなければ伝わらないこともある」と説明。ダブルスでは、パートナーとの位置関係や相手の打球に応じて、ポジションを入れ替えるチェンジやネット際へのポーチを判断する必要がある。長く組んできたからこそ、声をかけなくても互いの意図を理解し、動き出せるという。

さらに清水は「小堀は私よりもダブルスが上手なので、助けてもらっている」と、パートナーへの信頼を口に。対する小堀も「私も助けてもらっている。本当に同じで、組み慣れているからこそのプレーのしやすさがある」と応じた。互いに支え合う関係性が、安定したパフォーマンスにつながっている。

今後の目標について、2人はともにグランドスラムへの継続的な出場を挙げた。小堀は「もちろんグランドスラムには出たいし、『いつも出ているよね』と言われるようになりたい」と目標を明かした。

今年1月、全豪オープン本戦を経験したことで、その舞台はより現実的な目標になったという。小堀は「グランドスラムが現実味を帯びてきた。特別な大会ではあるが、決してプレーできない場所ではない」と手応えを語った。

清水も初めての舞台を経験し、「すごく楽しかったし、すごいところでプレーしたと思う。ただ、チャンスもあった大会だった。ボロ負けしたわけではなかったので、悔しい気持ちもあった。次に出られるなら勝ちたいという思いが増えた」と振り返った。

息の合ったコンビネーションと競った場面での勝負強さを武器に、2年連続で準々決勝へと駒を進めた小堀/清水。目標とするグランドスラムでの勝利に向け、今大会でさらなる前進を目指す。


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真:Tennis Classic