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2021.08.13

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23歳の誕生日を迎えたチチパス、3年越しのバースデー勝利に「コートで味わえる最高の気分」[ナショナル・バンク・オープン]

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チチパス、23歳の誕生日に東京五輪銀メダリストを圧倒

8月12日、「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・トロント/ATPマスターズ1000)シングルス3回戦、23歳の誕生日を迎えたステファノス・チチパス(ギリシャ/世界ランク3位)が、東京オリンピック銀メダリストのカレン・カチャノフ(ロシア/同28位)を6-3、6-2で破り、自身の誕生日を勝利で祝った。

【動画】チチパスのバースデー勝利にファンも祝福&勝利の瞬間

この日の試合、チチパスは東京オリンピックで銀メダルを獲得したカチャノフを圧倒。第1セットを6-3で奪うと、第2セットでも2度のブレークに成功し、ストレートで快勝した。試合を通して、チチパスは50%のファーストサーブ確率だったものの、そのうち93%でポイントを獲得。2度のブレークポイントをいずれも防いで、サービスゲームを破られることなく、ベスト8入りを果たした。

チチパスは、3年前の20歳の誕生日に今大会決勝を戦っており、当時世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)に敗戦。この日の試合後には、「甘く苦い経験だった」と、誕生日にツアー初優勝ができなかったことを振り返った。

だが、今回は勝利し、試合後にはケーキを渡され、会場にいるファンからも祝福。チチパスは、「コートで味わえる最高の気分だったよ。覚えていてくれて嬉しかった。自分の年齢を思い出させてくれたね。5歳若くなったと思いたいところだけど」と喜ぶと、「僕はヘーゼルナッツ(のケーキ)がいいんだけど、彼らは僕の好みが何か知らなかったんだね(笑)」とジョークも飛ばし、上機嫌。最高の誕生日となったようだ。

準々決勝では、現在3大会連続優勝中のキャスパー・ルード(ノルウェー/同12位)と対戦するチチパス。「キャスパーは、最近とても成長している選手。クレーコート・シーズンは素晴らしく、そのシーズンで最も良かった選手のトップ3に入ると思う。サーブと3球目の攻撃パターンがとてもうまくいっている選手で、おそらく世界でもトップクラスの選手」と警戒した。試合は、13日のスタジアムコート第1試合(日本時間14日1時)に組まれた。

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