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2021.08.20

選手情報

大坂なおみ、世界76位の粘りのプレーにミスが止まらず。逆転で敗れ準々決勝進出ならず[ウェスタン&サザン・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ、ストロークのミス連発で世界76位にフルセットで敗れる

8月19日、「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/WTA1000)シングルス3回戦が行われ、第2シードの大坂なおみ(日清食品/世界ランク2位)は、ジル・タイヒマン(スイス/同76位)と対戦。6-3、3-6、3-6のフルセットで敗れ、準々決勝進出とはならなかった。

【画像】「ウェスタン&サザン・オープン」女子シングルスドロー(組み合わせ)

この日の試合、大坂はタイヒマンのタイミングの速い返球にも落ち着いて対応。第1ゲームでブレークに成功すると、第3ゲームでもタイヒマンのミスを生かし、サービスゲームを破ってリードを広げる。だが、セカンドサーブを狙われた大坂は第4ゲームでブレークを許してしまうと、ストロークのミスが止まらず第8ゲームでもピンチを迎えてしまう。それでも、落ち着いたプレーで要所を締めてサービスキープすると、第9ゲームでこのセット3度目となるブレークに成功し、6-3でセットを奪った。

続く第2セット、第5ゲームでブレークを許し、追いかける展開となった大坂だが、タイヒマンのサービスゲームでわずか3ポイントしか奪えず。第9ゲームもブレークされ、3-6でセットを落とした。

迎えたファイナルセット、第1ゲームで相手のダブルフォールトでブレークした大坂は、第4ゲームでスマッシュを2本連続でミス。感情を露わにし、ブレークバックを許し追いつかれてしまう。さらに、タイヒマンのコート中央に集めたボールにミスが増え、第6ゲームもブレークされてしまう。第7ゲームで追いついたものの、第8ゲームで再びリードされてしまい、フルセットの末に敗れた。

勝利したタイヒマンは、準々決勝で第10シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス/同12位)とカロリーナ・ムホワ(チェコ/同23位)の勝者と対戦する。

※ランキングは8月16日付のもの

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