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2021.10.13

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新旧全仏女王対決、オスタペンコがシフィオンテクに勝利し8強入り[BNPパリバ・オープン]

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シフィオンテクとの打ち合いを制したオスタペンコ

現地10月12日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)女子シングルス4回戦、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク4位)は、第24シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア/同29位)と対戦。2020年大会覇者シフィオンテクと2017年大会覇者オスタペンコによる新旧全仏女王対決は、オスタペンコが6-4、6-3で勝利。ベスト8進出を決めた。

【動画】激しい打ち合いとなったシフィオンテク対オスタペンコのハイライト


試合開始から激しい打ち合いとなった両者の戦い。序盤はキープが続く展開となるが、3オールで迎えた第7ゲーム、ミスを引き出したシフィオンテクが先にブレークに成功する。しかし、続くサービスゲーム、オスタペンコは力で押し込んでブレークバック。さらに第10ゲームでもサービスを破って6-4でセットを先取する。このセット、オスタペンコは14本のアンフォーストエラー(シフィオンテクは3本)とミスが多かったものの、15本とウィナーも数多く奪っている。

セット間にバスルームブレークを取ったシフィオンテクは、第2セット第1ゲームで思い切りのいいショットを披露して、いきなりブレークに成功する。しかし、この日のラリーはオスタペンコが上だった。フラットのスピードボールをオープンコートに迷いなく打ち込んでいくと、第6ゲームでブレークバック。さらに第8ゲームでもブレークに成功して6-3、オスタペンコがストレートで勝利を果たした。

両セットともリードされてから逆転となったオスタペンコは試合後、「自分には良いリターンがあることがわかっていたし、決め手となる場面では良いプレーができた。前回(3回戦)の試合とは違い、今日は気温も低く(20℃)少し風が強かったので、調整するのに時間が必要だった。その中で良いサーブを入れていこうとした」と語っている。

3回戦進出となったウィンブルドン以降、調子は今ひとつでUSオープンは医学的な理由(詳細は明らかになっていない)で欠場となったオスタペンコだが、9月WTA250ルクセンブルク大会で準優勝。力強いショットを見るかぎり、調子も上向きなようだ。続く準々決勝では第23シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ/同28位)を下した地元アメリカのシェルビー・ロジャース(同44位)と対戦する。

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