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2021.11.24

選手情報

ツォンガ、2年間でわずか1勝と苦しむもツアー復帰に意欲的「1月から再出発する」

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ツォンガ、全豪オープンは主催者推薦での出場を目指す

11月23日、ジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス/世界ランク257位)は、来シーズンのツアー復帰に意欲的だとし、1月の全豪オープン出場に向け、FFT(フランステニス連盟)にワイルドカードを求めているとフランスのRMCスポーツが報じている。

【動画】自身が後援するプロジェクトの発表会に参加したツォンガの練習動画

全仏オープンの会場であるローラン・ギャロスで行われたイベントに出席したツォンガは、「2022年の目標は、コートに戻ることだ。夏の初めは背中が痛くなかったし、ふくらはぎを痛める前は良かったんだ。USオープンに出場できると思っていたが、あのレベルに戻るにはもっと準備しないと思い、シーズン終盤はプレーしなかった。今は再び最高のレベルに戻るため、1月から再出発しようと思っている」と、再びコートに立つことを目標にしているとコメント。

しかし、ランキングで257位まで落ちているツォンガにとって、ビッグトーナメントの出場は簡単ではない。それでも、テニス・オーストラリアとの協定により、FFTが持つ全豪オープンのワイルドカードを受けたいと考えているようで、「全豪オープン出場に向けて、ワイルドカードに関するFFTの回答を待っている。一生懸命練習して、自分の仕事を精一杯やろうと思う。もし全豪オープンに出られなければ、他の場所に行く」と、来シーズンのツアー復帰に意欲的だとした。

昨年、全豪オープンに出場したのち、背中の問題でツアーから離れていたツォンガは、今シーズン、8大会に出場。ATP250マルセイユ大会では、約1年4ヵ月ぶりにツアー勝利を挙げたものの、勝利は2シーズンでこの1勝のみ。7月のウィンブルドン以降は、ふくらはぎの怪我で再びツアーを離脱し、またも苦しいシーズンとなっていた。

2008年の全豪オープンでファイナリストで、ツアー通算18度のタイトルを獲得しているツォンガ。37歳を迎える来シーズン、もう一花咲かせることを願うばかりだ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma