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2021.12.17

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ブルックスビーがATPアワード新人賞を受賞「良い時も悪い時も支えてくれたチームに感謝」

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ブルックスビー、開幕時の314位から56位に急上昇

12月16日、ATPは、今年初めてトップ100に入り、ツアーで最もインパクトを与えた21歳以下の選手に贈られるATPアワード「新人賞」に、ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ/世界ランク56位)を選出した。

【動画】新人賞の受賞にコメントを寄せたブルックスビー

21歳のブルックスビーは、今シーズン開幕時に世界ランク314位でスタートさせると、チャレンジャー大会で3度優勝。さらにツアーレベル3大会目となった7月のATP250ニューポート大会で初の決勝に進出を果たす。8月のATP500ワシントン大会でもベスト4に入り、初のトップ100入りを果たした。

さらに、3年連続出場となったUSオープンでは、ベスト16に。加えてATP250アントワープ大会でツアー3度目のベスト4入りを果たすなど、250以上ポジションを上げた自己最高となる56位を記録している。

今回の受賞にブルックスビーは、「新人賞の受賞は本当にうれしいよ。僕に投票してくれたすべてのプレーヤーに感謝します。とても意味のあることだ。楽しいシーズンだったし、1年をとして応援してくれたファンに感謝したい。また、良い時も悪い時も支えてくれたチームに感謝したい」と述べている。

なお、過去の受賞者には、2001年にアンディ・ロディック(アメリカ)や2003年にラファエル・ナダル(スペイン/同6位)、2015年にアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)、2008年には織圭(日清食品/同47位)も受賞している。

<2000年以降の新人賞受賞者>
2000年:オリビエ・ロクス(ベルギー)
2001年:アンディ・ロディック(アメリカ)
2002年:ポール・アンリ・マチュー(フランス)
2003年:ラファエル・ナダル(スペイン)
2004年:フロリアン・マイヤー(ドイツ)
2005年:ガエル・モンフィス(フランス)
2006年:ベンジャミン・ベッカー(ドイツ)
2007年:ジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス)
2008年:錦織圭(日清食品)
2009年:ホラシオ・ゼバロス(アルゼンチン)
2010年:トビアス・カムケ(ドイツ)
2011年:ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)
2012年:マルティン・クーリザン(スロバキア)
2013年:イジ・ベセリー(チェコ)
2014年:ボルナ・チョリッチ(クロアチア)
2015年:アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)
2016年:テイラー・フリッツ(アメリカ)
2017年:デニス・シャポバロフ(カナダ)
2018年:アレックス・デミノー(オーストラリア)
2019年:ヤニック・シナー(イタリア)
2020年:カルロス・アルカラス(スペイン)

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma