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2021.12.23

選手情報

小田凱人がITF車いすテニスジュニアの年間最優秀選手に選出! 4月に史上最年少14歳11ヵ月でジュニア世界1位に

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小田凱人「まだまだ突き進んでいきたい」

12月22日、ITF(国際テニス連盟)は、今年の車いすテニスジュニアの年間最優秀選手に史上最年少14歳11ヵ月で世界ジュニアランク1位に輝いた小田凱人(おだ・ときと/岐阜インターナショナルテニスクラブ)を選出した。

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2020年にスタートした同賞は、優れた成績だけでなく、コート外におけるリーダーシップとスポーツマンシップの原則を体現している若い車いすテニス選手に贈られるもの。

小田は4月に史上最年少となる14歳11ヵ月14日で、ITF車いすテニスジュニアランキングで1位に立つと、5月には東京パラリンピックで銀メダルを獲得したトム・エフベリンク(オランダ/車いすテニスランキング8位)にも勝利。シーズンを通して、5つのジュニア大会とシニアでも7つのタイトルを獲得し、ITF車いすテニスランキングでは自己最高となる10位に。国枝慎吾(ユニクロ/同1位)に次いで、日本人選手としては2番手に躍り出た。

また、ITFは、9月から10月にかけてイタリア・サルディーニャにて行われた「BNPパリバ・ワールドチームカップ」で、日本ジュニアチームの優勝に大きく貢献した小田が、コート内外で見せたスポーツマンシップとリーダーシップを高く評価。コート内外での活躍により同賞の選出に至った。

年間最優秀選手に小田は、「正直、今年は選ばれるかなと思っていたけど、いざ選ばれるとなるとやっぱりうれしい」とコート内外で高く評価されたことを喜びつつ、「ただ、やるべきことは変わらないと思うので、まだまだ突き進んでいきたい」と、来シーズンに向けて意気込んだ。

2024年パリパラリンピックで金メダル獲得を目指す小田。彼のこれからの成長から目が離せない。

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