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2022.01.31

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全豪優勝ナダル<一問一答>「自分の中にあるものをすべて出し切った」 [全豪オープン]

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2度目の全豪制覇、史上最多GS21度目冠、2度目のキャリアGSを達成したナダル

1月30日、全豪オープン最終日の男子シングルス決勝、第2シードのダニール・メドベデフ(ロシア/同2位)に2セットダウンからの大逆転勝利で、2度目の全豪制覇を成し遂げた第6シードのラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク5位)が記者会見で、決勝では「自分の中にあるものをすべて出し切った」と語った。

【写真】ナダルvs.メドベデフ全豪OP決勝写真館(写真19点)

決勝までの7試合で、23時間28分を戦い抜いたナダル。昨年からの過程は、苦しいものだった。6月、全仏オープン準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)に敗れたあと、8月、ATP500ワシントン大会出場を最後にシーズン終了。左足の手術を受けてリハビリに励むと、12月中旬にアラブ首長国連邦でのイベントで久しぶりにプレー。ところが、帰国後に新型コロナウイルスに感染したことが明らかとなる。「スケジュールを柔軟に対処しなければならない」と語ったナダルだったが、なんとか全豪オープンに間に合わせた。記者会見では、改めて「本当に、ツアーに復帰できるチャンスがあるかどうかわからなかった」と語っているが、これこそ本音なのだろう。

35歳にして、2009年以来となる2度目の全豪制覇。史上最多となる21度目のGS優勝となっただけでなく、2度目のキャリアGS達成。偉業と言える。ただ、ナダルはタイトルだけが大事ではないんだ、と準決勝後に語っている。
「グランドスラムを達成することよりも、自分の好きなことをできるようになることのほうが幸せだ」
優勝後の記者会見でも、この思いについて「本当に信じている」と語った。

以下が記者会見での一問一答である。

司会者「グランドスラム決勝で、最高のカムバック勝利ではないでしょうか?」

ナダル「そうだね。シナリオ、勢い、意味合いなどなど。すべてを合わせると間違いなく、私のテニスキャリアで最大のカムバック勝利だったと思うよ」

Q.あとがなくなった第3セットの第6ゲーム、0-40と3本のブレークポイントを握られてから、どうキープしたのでしょうか?

ナダル「うーん、わからないな。あの瞬間は、もちろん危機的な状況だったことは確かだよ。でも、スポーツは予測不可能なものだよね? ストレートで負けるのが普通だったけど、2セット目にも大きなチャンスがあった。どうなんだろう。試合中も自分に言い聞かせていたけど、チャンスは何度もあったし、時にはちょっとアンラッキーもあった。ただ、最後まで信じていたかった。自分にチャンスを与えたかったんだ。それこそ私がやったこと。ただ戦い、ただ信じ続け、解決策を見出そうとした。もちろん、あの瞬間はラッキーもあったよ。勝敗を左右するような場面は、何度もあったね。彼は大きなアドバンテージを持っていたのは確かだ。

今夜は私にとって2012年、2014年、2017年に次ぐ、ケガ明けの大会だった。それでも、今夜は忘れられないものになったよ。私はとても幸運だと思う。同時に、ツアーに復帰し、テニスを続けるチャンスを得るためにも、よく戦ったと思う」


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