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2022.07.27

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キリオス、怪我でシングルスを棄権「最高のパフォーマンスを見せることができなくて申し訳ない」[アトランタ・オープン]

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キリオス、シングルス棄権もダブルスに希望

現地7月26日、ウィンブルドンで準優勝した世界ランク47位のニック・キリオス(オーストラリア)は、「アトランタ・オープン」(アメリカ・アトランタ/ATP250)のシングルスを棄権。「最高のパフォーマンスを見せることができなくて申し訳ない」と語った。

【動画】キリオス、ファンの前で棄権を発表「今夜の試合に出られないのは非常に残念だ」

同大会に第7シードで出場予定だった2016年大会のチャンピオンであるキリオスは、初戦でピーター・ゴヨブチック(ドイツ/同88位)と対戦予定だったが、ヒザの負傷によりシングルスを棄権。ファンの前に登場し、自身の思いを伝えた。

「今夜の試合に出られないことは非常に残念だ。この大会は一度優勝しているし、僕のキャリアの中でも最高のテニスができたと思う。僕がやりたかったのは、ここに来てみんなにショーを見せること、そして自分の力を確認することだった」

「今日は最高のパフォーマンスを見せることができなくて、本当に申し訳なく思っている。でも、タナシ(・コキナキス)とのダブルスを続けられるように希望を持ち続けようと思う」とベスト8に進出しているダブルスには、直前まで出場する希望を持ちたいとした。

最後には「みんなにはあまり厳しいことは言わないでほしい。ここに来て、直接会ってみんなのことを愛していると伝えようと出てきたし、来年は全力で戦えることを願っている」とも述べ、ファンからは歓声が上がった。

一方でこの結果によりキリオスのランキングは60位台まで下降。今年最後のUSオープンにはノーシードで出場することとなりそうだ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma