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2022.07.27

選手情報

ティエムが母国大会の初戦で快勝! ツアー本戦デビューを飾った大会に3年ぶり出場「鳥肌が立った」[ジェネラリ・オープン]

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Photo by Getty Images

ティエム、優勝した2019年大会以来のキッツビューエル大会で初戦突破

現地7月26日、「ジェネラリ・オープン」(オーストリア・キッツビュール/ATP250)シングルス1回戦が行われ、ドミニク・ティエム(オーストリア/世界ランク199位)が登場。ラッキールーザーのアレクサンダー・シェフチェンコ(同157位)を6-4、6-2で下し、2回戦進出を決めた。

【動画】調子を上げているティエム、快勝で初戦突破! マッチハイライト

11年前にツアー本戦デビューを飾った同大会に、優勝した2019年大会以来3年ぶりに帰ってきたティエム。右手首の故障から復帰した3月以降、7大会連続初戦敗退と苦戦を強いられていたが、直近の過去2大会ではベスト8、ベスト4と調子を上げている。

その中で迎えた初戦、大観衆の声援に応えて入場したティエムは序盤からスピンが利いた高い弾道のショットと攻撃的なフォアハンドでシェフチェンコを苦しめる。第1セット第1、第3ゲームで7度のチャンスを逃したティエムだったが、第7ゲームでブレークに成功。シェフチェンコにチャンスすら与えず、6-4でセットを奪う。

続く第2セットでも先にリードを奪って試合を優位に進めたティエムは、第4ゲームでサービスゲームを破られたものの、3度のブレークで6-2。快勝で初戦突破を果たした。

試合後のオンコートインタビューでティエムは、「長いラリーが続いてとてもタフな試合だったね。ここキッツビュールでいいスタートを切れたことにとても満足しているよ。この試合は僕にとってとても重要な試合だった。この雰囲気、思い出の詰まったセンターコートに足を踏み入れた時は現実味がなく鳥肌が立ったね。今日は勝利できて本当にうれしい」と、3年ぶりに帰ってきた地で挙げた勝利を喜んだ。

続けて、「この数週間は良くなっていたけど、2~3年前のようにすべてがうまくいっていたわけじゃないからとても緊張したよ。僕の目標は、この素晴らしい観客に良いショー、テニスを見せることだったんだ。それができてうれしい」と語った。

2回戦でティエムは、同じオーストリアのセバスチャン・オフナー(同235位)と対戦する。

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