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2022.09.29

選手情報

史上最年少で世界1位になったアルカラス、TIME誌が選ぶ新進気鋭の100人に選出

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アルカラス、TIME誌が選ぶ100人に選出

9月に今年最後のグランドスラムとなったUSオープンで初優勝を果たし、史上最年少で世界ランク1位に立ったカルロス・アルカラス(スペイン)が、アメリカTIME誌の「TIME100 NEXT」に選出された。

【動画】股抜きショットや圧倒的なスピードでのコートカバーリングなど、アルカラスがUSオープンで見せたポイント集

TIME誌は、ビジネスやエンターテインメント、スポーツ、政治などさまざまな分野で将来を担う100人の新進気鋭のリーダーを紹介。史上最年少19歳4ヵ月で男子テニス界の頂点に立ったアルカラスを選出した。

2020年2月にツアー初勝利を挙げたアルカラスは、2021年からツアーに本格的に参戦。昨年7月のATP250ウマグ大会で初優勝を飾るなど、シーズン開始時の141位から32位と大きくランキングを上昇させる。

今季も2月のATP500リオデジャネイロ大会でツアー2勝目を挙げると、ATPマスターズ1000マイアミ、ATP500バルセロナで優勝。ATPマスターズ1000マドリード大会では、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とトップ10選手を3人破ってタイトルを獲得した。

そして、9月のUSオープンでは、2005年全仏オープンを制したラファエル・ナダル(スペイン/同3位)以来となる10代でのグランドスラム制覇を成し遂げ、2001年11月にレイトン・ヒューイットが記録した20歳9ヵ月での最年少記録を更新し、19歳4ヵ月で世界ランク1位に立った。

ロジャー・フェデラー(スイス)やアシュリー・バーティ(オーストラリア)、セリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)らが引退したテニス界。新たなリーダーとして、これからどのような進化を遂げていくだろうか。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma