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2022.10.01

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西岡良仁、今季2度目のツアー決勝進出なるか。準決勝は15時以降開始予定[韓国オープン]

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西岡良仁、初のツアー本戦となる世界222位に勝利し決勝進出なるか

9月30日、「ユージン韓国オープン」(韓国・ソウル/ATP250)は、10月1日の試合予定を発表。世界ランク2位のキャスパー・ルード(ノルウェー)からキャリア最大の勝利を挙げた西岡良仁(ミキハウス/世界ランク56位)と、ラッキールーザーで勝ち上がっているアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ/同222位)の準決勝は、日本時間15時から行われるセンターコート第3試合に組まれた。

【動画】西岡良仁が世界2位を破りキャリア最大の勝利を挙げた準々決勝マッチハイライト

今大会、西岡は初戦で第5シードのダニエル・エバンズ(イギリス/同25位)を6-2、7-6(3)で下すと、2回戦ではダニエル太郎(エイブル/同92位)を6-2、6-4と日本人対決を制して準々決勝に進出。

西岡の快進撃は止まらず、準々決勝では今年の全仏オープンとUSオープンで決勝に進んでいる世界ランク2位のルードに6-2、3-6、6-2と競り勝ち、今季2度目のツアー4強入り。2019年8月に当時世界ランク5位の錦織圭(ユニクロ)から挙げた勝利がこれまでで最も高いランキングの選手だった西岡にとって、キャリア最大の勝利となった。

ATP公式サイトは、西岡のコメントを掲載。「最高の気分だ。モチベーションはとても高いよ。とても賢くプレーできている。彼(ルード)は素晴らしい選手だけど、レーバーカップに出場してヨーロッパからやってきたから、簡単な試合ではなかったんだろう。まだこのコートや国に慣れていなかったのかもしれない。僕は準備ができていたし、彼との対戦に集中し、プランを立てて、それがうまくいった」と述べている。

準決勝で西岡は、予選で敗れたもののラッキールーザーでキャリア初のツアー本戦入りしたコバチェビッチと対戦。コバチェビッチは、1回戦で第7シードのミオミール・ケツマノビッチ(セルビア/同32位)を6-4、6-4で下して金星を挙げると、2回戦でツェン・チュンシン(台湾/同88位)、準々決勝でマッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同82位)をフルセットで下し、準決勝に進出を果たしている。

両者は初対戦。西岡は、8月のATP500ワシントン大会に続いて、今季2度目のツアー決勝に進むことができるだろうか。決勝に進出した場合、2020年2月に記録した自己最高ランキング48位を更新することとなる。

なお、もう一つの準決勝は、第4シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/同24位)と第8シードのジェンソン・ブルックスビー(アメリカ/同46位)が対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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