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2023.10.25

選手情報

元世界ランク33位のブルックスビー、3度のドーピング検査を受けず1年半の出場停止処分

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22歳のブルックスビー、1年半の出場停止処分


国際テニス・インテグリティ機構(ITIA)は、元世界ランク33位のジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)に対して自身の居場所を伝える義務を3度違反したとして、1年半の出場停止処分を科すと発表した。

【画像】ブルックスビー、出場停止処分に不服「スポーツ仲裁裁判所に訴える」とSNSで声明

選手はドーピング検査のために毎日1時間、特定の場所にいることをITIAに伝えなければならず、その義務を1年の間に3度不履行となると最高で2年の資格停止処分を受ける可能性がある。

ブルックスビーの場合、2022年4月からの1年で3度の検査不履行が起きており、1回目と3回目の不履行に関しては認める一方で、2度目の検査に対しては異議を唱えた。だが、過失の程度が高いとして裁定は覆らず、今年7月5日から2025年1月4日までの出場停止処分を受けることとなった。

この2度目の検査不履行となった2022年6月4日について、ブルックスビーは自身のSNSで「滞在の最初はフィジオの名前で予約されていたが、何日か前に部屋に僕の名前を追加するように頼んでいたし、新しい鍵が必要な時にはパスポートをホテルに見せていた。6月4日以前に、僕のパスポートを見せた時に名前がないのなら、なぜホテルが鍵を渡したのかわからない」と説明。

「検査官はホテルに私の部屋に電話するよう依頼しなかったから、僕は検査をするためにいたことを知らなかったし、部屋にも電話はかかってこなかった。携帯電話にかけてきたのも4分前でサイレントモードになっていた。もし検査官がホテルの部屋に一度でも電話をかけていたら、間違いなく検査を受けていただろう」と過失はないとし、この決定を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴するつもりだとした。

22歳のブルックスビーは、2021年シーズンを310位でスタートさせたものの、全米オープンで4回戦に進むなどの成績を残し、年末には56位に。同年のATPアワード新人賞を獲得した。翌年6月には自己最高ランキング33位を記録。だが、今年の全豪オープン3回戦進出後は、3月に左手首、5月に右手首の手術を受けている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma