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2023.11.01

選手情報

第1シードの加治遥が初戦突破。グランドスラム初挑戦もあった今年の結果に「プラスに捉えて自信にしたい」[全日本テニス選手権]

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加治遥、悲願の初優勝に向けて好スタート


「三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権98th」(東京・有明/10月28日~11月5日)の女子シングルス2回戦などが31日に行われ、第1シードの加治遥(島津製作所)らが3回戦進出を果たした。

【画像】「三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権98th」大会4日目フォトギャラリー

11年連続での今大会出場となった加治は、2017年から一桁のシードとして戦っており、2度のベスト4が最高成績となっている。

「プレッシャーがないと言えば嘘になる」と初めて第1シードとして迎えた初戦では、予選から勝ち上がった中島美夢(フリー)に対して、最初のサービスゲームをブレークされてしまったが、徐々にラリー戦でゲームを支配。第1セット4-3では、左右に動かされてもブレない軸と精度の高いショットで27本のロングラリーを制してピンチを守り切り、そのまま6-3でセットを奪うと、続く第2セット序盤でのピンチをしのぐなど一気に6ゲームを連取。初戦突破を果たした。

「緊張もあって出だしは硬くなってしまった」という加治だが、「相手もしっかり打ってくる選手だったので、まずはラリーをしっかりして、自分が展開できるところを狙っていこうとした。焦らずじっくりやろうと思ってできた」と第1シードの貫禄を見せた。

昨年までは世界ランキングで200位台後半が最高だったが、結果を少しずつ積み上げて全米オープン予選にグランドスラム初挑戦し、アジア大会では銅メダルを獲得。9月には213位を記録した。

大きな変化を取り入れたわけではないとするも、「自分のやるべきテニス、長所は自分の中ではっきりしてきた」と力でねじ伏せにくる海外選手に対して、簡単に崩れない身体づくりで対抗。「じっくり粘り強く戦っていく技術と体力とメンタルをバランスよく噛み合わせることに時間をかけた」とこれまでより洗練された心技体を意識したという。

「トライしてきたことが少しずつ結果に出ているところは自分でもプラスに捉えて自信にしてやっていきたい」と、今大会での目標は優勝に設定しつつも目の前の一球にフォーカスしていきたいとする。

そのほか、31日に行われた女子シングルス、ダブルスの結果は以下の通り。

<女子シングルス2回戦>

○加治遥(島津製作所)[1] 6-3 6-0 ●中島美夢(フリー)[Q]

○吉岡希紗(フリー)[Q] 6-7(5) 7-5 6-3 ●桑田寛子(島津製作所)[15]

○輿石亜佑美(フリー)[11] 6-3 6-2 ●川岸七菜(アカラクリニック)

○宮田萌芳(早稲田大学)[Q] 4-6 6-4 6-4 ●松田美咲(橋本総業)[5]

○小堀桃子(橋本総業ホールディングス)[4] 6-1 7-5 ●西郷幸奈(フリー)

○上田らむ(ノア・インドアステージ) 6-2 6-1 ●相川真侑花(テニスユナイテッド)[16]

○瀬間詠里花(橋本総業)[9] 6-3 6-0 ●金子さら紗(早稲田大学)[WC]

○清水映里(東通産業)[7] 6-1 7-5 ●西村佳世(Ai Love All Tennis Academy 香枦園)

<女子ダブルス1回戦>

○永田杏里(島津製作所)/阿部宏美(EMシステムズ) 7-5 6-4 ●勝見幸璃(TEAM 自由が丘)/小関みちか(橋本総業ホールディングス)

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma