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2023.12.15

選手情報

元世界6位のベレッティーニ、新コーチにナダルを18年支えたロイグ氏を招聘

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怪我からの復活に懸けるベレッティーニに強い味方


元世界ランク6位で怪我からの完全復活に苦しんでいるマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/世界ランク92位)が、ラファエル・ナダル(スペイン)を18年にわたって支えたフランシスコ・ロイグ氏をチームに迎えたと『ユーロスポーツ』などの海外メディアが報じている。

【動画】ベレッティーニ、ズベレフを破りウィンブルドン16強 ハイライト

2021年のウィンブルドンファイナリストである27歳のベレッティーニは、今年9月の全米オープンで足首を負傷。その後、今年中の復帰を予定していたものの、10月に今季終了を発表した。今年3月には4年ぶりにATPツアー下部のチャレンジャー大会に出場し、シーズンを12勝11敗という戦績で終え、世界ランキングは92位まで下降している。

また、今季終了の発表とともにコーチであるビンチェンツォ・サントパドレ氏との13年間に及ぶパートナーシップに終止符。「この13年間、困難な瞬間に直面するたびに、僕の味方でいてくれた」と感謝していた。

その不在となったベレッティーニのコーチとして白羽の矢が立ったのは、グランドスラム22勝のナダルを18年にもわたって支え、昨年末にチームを離れたロイグ氏だ。ナダルのコーチといえば、叔父のトニ・ナダル氏やカルロス・モヤ氏の印象があるが、ナダルは「テニスのことを熟知している素晴らしいコーチ。僕が成長するために大きな支えになった」とロイグ氏に信頼を寄せるほどだった。

すでに来季に向けたトレーニングを開始しており、オーストラリアでシーズンをスタートさせるよう。来年こそ万全な状態でコートに戻ってこられることを願うばかりだ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma