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2024.01.15

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ダニエル太郎、3年連続の2回戦進出ならず。世界35位にストレートで敗れる[全豪オープン]

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ダニエル太郎、リターンゲームでチャンスを作れずストレートで敗れる


1月15日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)男子シングルス1回戦が行われ、自己最高となる世界ランク58位を記録したダニエル太郎(エイブル)が登場。クリストファー・ユーバンクス(アメリカ/同35位)と対戦し、4-6、2-6、3-6のストレートで敗れた。

【動画】前週準Vのダニエル太郎、ユーバンクスに敗れ初戦敗退 マッチハイライト

30歳のダニエルは、前週行われた「ASBクラシック」(ニュージーランド・オークランド/ATP250)で世界ランク16位のベン・シェルトン(アメリカ)らを破って決勝に進出。5年8ヵ月ぶりのツアー2勝目とはならなかったが、15日に更新された世界ランクで自己最高となる58位を記録し、日本人トップに立った。全豪オープンには4年連続7度目の出場で、3年連続の2回戦進出を狙う。

試合は、サーブの確率やコースともに良く、短いラリーで攻めていくユーバンクスに対して、ダニエルはユーバンクスのストロークをしっかり受け止めてコート深くに配球。両者それぞれのプレースタイルでポイントを獲得し、サービスキープが続いた。その中、第10ゲームでワンチャンスをものにしたユーバンクスがブレーク。ダニエルは4-6でセットを失う。

第2セットでもダニエルはラリーを組み立てて先にチャンスを作るもブレークには至らず。反対に第6ゲームでユーバンクスのウィナーが続いてリードを許すと、2-5でもサービスゲームを破られ2-6でセットを落とした。

なかなか崩れないユーバンクスに対し、あとがなくなったダニエルは第3セットの最初のサービスゲームでブレークを許して追いかける展開。1ブレーク差を追いかけたが、チャンスを作ることができず3-6と、3年連続の初戦突破とはならなかった。

試合を通して、ユーバンクスはファーストサーブで88%、セカンドサーブで56%と高いポイント獲得率を残し、ダニエルは1度もサービスゲームを破ることができなかった。昨年に続いて2回戦進出を果たしたユーバンクスは、2回戦で第5シードのアンドレイ・ルブレフ(同5位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma