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2024.03.21

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大坂なおみ、盤石の試合運びで初戦突破。世界51位に快勝[マイアミ・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ、世界51位にブレークポイント握らせず快勝


現地3月20日、女子ツアー「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク229位)は、エリザベッタ・コッチャレット(イタリア/同51位)と対戦。6-3、6-4のストレートで下し、2回戦進出を果たした。

【動画】大坂なおみ、フォアハンドの強烈なショットから精度の高いバックハンドウィナー&マッチハイライト

26歳の大坂は、妊娠、出産を経て今季開幕戦から約1年3ヵ月ぶりにツアー復帰。復帰5大会目となった前週の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)では、3回戦でエリーゼ・メルテンス(ベルギー/同28位)に敗れたものの、2回戦ではリュドミラ・サムソノワ(同15位)を撃破。復帰後初めて10位台の選手を破っている。

今大会は2年ぶり7度目の出場。2022年大会では、決勝で現女王のイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦。4-6、0-6で敗れ、惜しくも準優勝となっている。

この日の試合は、前週のWTA125チャールストンで優勝しているコッチャレットと調子のよい選手だったが、大坂は寄せつけることなく勝利を飾った。第1セットではファーストサーブの確率こそ40%台と低かったものの、持ち前の力のあるショットが高い精度で決まり、試合序盤でブレーク。このリードを保ったまま6-3でセットを奪った。

第2セットでもパワーで押し切る場面と精度が求められる場面でショットのメリハリをつける大坂。盤石の試合運びで第5ゲームでは0-40のチャンスでバックハンドのリターンエースを決めてブレークし、そのまま6-4と相手にブレークポイントを握られることなく初戦突破を決めた。

2回戦では第15シードのエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/同17位)と対戦する。

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