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2024.04.01

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ディミトロフ、5年半ぶりのトップ10復帰「ポジティブな2週間だった」。シナーには「世界最高の選手」と賛辞[マイアミ・オープン]

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Photo by Getty Images

ディミトロフ「プラスになることがたくさんあった」


現地3月31日、男子ツアー「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000)シングルス決勝が行われ、第11シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/世界ランク12位)は、第2シードのヤニック・シナー(イタリア/同3位)に3-6、1-6と敗戦。大会を振り返り、自身のパフォーマンスについて「プラスになることがたくさんあった」と語るとともに、「世界最高の選手」とシナーに賛辞を贈った。

【動画】ディミトロフ、片手バックハンド一閃! シナーも動けないウィナー

32歳のディミトロフは昨年から調子を上げてATPマスターズ1000パリなどツアー決勝に2度進出。再び10位台に上げて今季を迎えると、開幕戦のATP250ブリスベンでキャリア通算9度目のタイトルを獲得している。

今大会は初戦からフルセットのタフな戦いを強いられたものの、4回戦でフベルト・フルカチュ(ポーランド/同9位)を破り13度目の出場にして初めて8強入り。さらに、準々決勝でカルロス・アルカラス(スペイン/同2位)、準決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同5位)と3人のトップ10を撃破し、決勝に駒を進めた。

迎えた決勝では、テンポの速い攻撃でシナーを左右に揺さぶっていくもなかなか崩れず、先にミスが出てしまう。第1セットを3-6で落とすと、第2セットも1-1から5ゲームを奪われて1-6で敗れ、今季2勝目とはならなかった。

試合を振り返ったディミトロフは、「ここ数年、あまりいい結果を残せていない大会だった。ある意味ここでベストを尽くすことが目標でもあった。この1週間は強い決意を持って臨んだんだ。とても質の高い選手を倒してきた。だから、僕にとってプラスになることがたくさんあったよ」とハイレベルな戦いを戦い抜けたことに一定の満足感を示した。

「次に何が待ち受けているのか楽しみにしなきゃいけない。落ち込んでいる時間はないよ。これが僕にとっての次のステップなんだと思う。クレーでの戦いが始まるから楽しみだ。休みを取って、自分のどこが良かったか、どこをもっとよくできたのかを評価したい。とてもポジティブな2週間だった」とまとめた。ディミトロフは4月1日に更新されたランキングで9位に。2018年10月以来となるトップ10に返り咲いた。

今大会で早くも3勝目を挙げたシナーについては、「今週は明らかにヤニックの週だ。彼は素晴らしいテニスをしている。あのプレーを続けているのは本当にすごい」と脱帽。「彼が少し自信を持ったり、ブレークアップしたりすると、さらに難しくなる」とリードを許してから巻き返すのが難しくなるという。

これまで全盛期のロジャー・フェデラー(スイス)やラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)らと対戦してきたディミトロフ。彼らとの比較を求められると、「ヤニックは傑出したテニスをしている。何も言うことはない。集中力、決断力、打ち方を見れば疑いの余地はない。彼をほかの選手と比較する必要はないね。明らかに全盛期のプレーをしている」と確かな実力を兼ね備えていると絶賛。

「これ以上いいプレーができるかどうかはわからない。それを示すのが彼だ。でも、今のところ同じレベルを試合で出し続けている。彼は今、世界最高の選手だ」と賛辞を贈った。

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