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2024.04.24

選手情報

大坂なおみ、世界69位に快勝し2回戦へ。クレーコートで2年ぶりの白星[マドリード・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみが快勝で2回戦進出


現地4月24日、女子ツアー「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/WTA1000)シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク197位)はラッキールーザーで本戦入りしたグリート・ミネン(ベルギー/同69位)と対戦。6-4、6-1のストレートで下し、2回戦進出を果たした。

【動画】大坂なおみ、2年ぶりにクレーコートで白星!マッチハイライト

昨年7月の出産を経て今季よりツアーに戻ってきた大坂。復帰直後は勝ち星に恵まれなかったものの、徐々に試合にも慣れ、グランドスラムに次ぐグレードのWTA1000を3大会戦い、いずれも3回戦以上に進んでいる。

クレーコートは、主要大会でベスト4以上に進むことができず、大坂にとって決して得意とは言えないサーフェス。2年ぶりとなったクレーコート・シーズンは、4月中旬の女子国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ」で日本の勝利に貢献した直後にフランス・ルーアンで行われたWTA250でスタートさせ、初戦で敗れた。

2019年にベスト8入りが最高成績となっている今大会には2年ぶり5度目の本戦。初戦の相手は、予選決勝で敗れたもののラッキールーザーで本戦入りを果たしたミネンとなった。

第1セット、大坂は力強いショットを披露し、幸先よくサービスゲームをキープ。確率こそ高くないもののコーナーを突くファーストサーブを放ちポイントを獲得していく。対するミネンも大坂を左右に動かすストロークと柔らかいタッチのドロップショットで揺さぶりサービスゲームをキープする。

大坂は度々ブレークポイントを握るもチャンスを生かせない時間が続いたが、5-4の第10ゲームでライン際への厳しいショットを放ってチャンスを握ると、最後はミネンがダブルフォールト。6-4で第1セットを奪った。

これで勢いに乗った大坂。第2セットではパワフルなストロークが次々と決まり、ミネンにラリーの主導権を渡さず一気に5ゲームを連取。リードを守りきって、クレーコートで2年ぶりに勝利を挙げた。試合時間は1時間19分だった。

2回戦で大坂は第15シードのリュドミラ・サムソノワ(同17位)と対戦する。

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