close

2024.06.27

選手情報

島袋将、2時間47分の熱戦を制して2年連続での予選突破に王手。内山靖崇は元世界7位ゴファンに敗れる[ウィンブルドン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

島袋将が2年連続でのウィンブルドン本戦出場まであと1勝


現地6月26日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)シングルス予選2回戦が行われ、島袋将(有沢製作所/世界ランク246位)が予選決勝に進出。内山靖崇(積水化学工業/同203位)は惜しくも敗退となった。

【画像】島袋将が予選決勝へ「ウィンブルドン」男子シングルス予選組み合わせ

24日から27日まで行われるウィンブルドン予選。シングルス本戦が行われる本会場から車で約10分のローハンプトンにあるテニスセンターで開催される。3試合を勝ち抜けば本戦の出場権を手にすることができる。

昨年の「ウィンブルドン」でグランドスラム初挑戦にして本戦入りを果たした26歳の島袋は、予選1回戦で第14シードのヨゼフ・コバリク(スロバキア/同114位)を7-5、6-3で下して、ジェスパー・デヨング(オランダ/同119位)との予選2回戦を迎えた。

クレーコートではあるものの、この予選直前のチャレンジャー大会で優勝しているデヨングに対する島袋は、第1セット5-4で2つのセットポイントを逃してブレークバックを許したものの、タイブレークを制して7-6(3)と先手を奪う。しかし、第2セットはデヨングに4-6でセットを奪い返されて、試合は最終セットへ。

互いにサービスキープが続く締まった展開は、10ポイントマッチタイブレークまでもつれた。島袋は3-8とピンチを迎えてしまったが、ここから怒濤の7連続ポイント。2時間47分の激闘を制して、2年連続でのウィンブルドン本戦出場に王手をかけた。予選決勝では、エリアス・イマー(スウェーデン/同206位)と対戦する。

3年ぶりのグランドスラム本戦を目指した内山は、予選1回戦でツアー優勝の経験もあるティム・ファン・ライトーフェン(オランダ)を6-7(6)、7-6(3)、6-1のフルセットで勝利。元世界ランク7位で予選第9シードのダビド・ゴファン(ベルギー/同82位)との予選2回戦を迎えた。

第1セットでは、内山が3度のブレークポイントをしのいでサービスキープを続けたものの、リターンゲームではチャンスを握れず。タイブレークでもリードを許す展開となり、6-7(4)でセットを失った。続く第2セットでは先にリードを許した内山は追い上げたものの、4-5の第10ゲームで再びブレークを許してストレートで敗れた。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma