2024.08.02

シフィオンテク、悔しさを晴らす銅メダルに涙！ポーランド選手として初のメダル獲得 [パリ五輪]

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Photo by Getty Images

シフィオンテク、ポーランド選手として初のメダル獲得

現地8月2日、「パリ五輪」テニス競技の女子シングルス3位決定戦が行われ、第1シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド／世界ランク1位）は、ノーシードで唯一4強入りを果たしていたアンナ・カロリーナ・シュミドローワ（スロバキア／同67位）を6-2、6-1で下して、銅メダルを獲得。ポーランド選手として初めてテニス競技でメダルを手にした。

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23歳のシフィオンテクは、2ヵ月前に行われた全仏オープンで史上3人目となる3連覇を達成している。3年前の東京五輪では2回戦で敗れており、今回行われるローランギャロスでの戦いに意気込んでいた。

今大会は、1回戦でイリーナ・カメリア・ベグ（ルーマニア／同143位）、2回戦でディアン・パリー（フランス／同59位）、3回戦でワン・シユ（中国／同52位）をいずれもストレートで勝利。準々決勝では、第8シードのダニエル・コリンズ（アメリカ／同9位）が最終セットで棄権しベスト4入りを果たす。

しかし、今年の全豪オープン準優勝のジェン・チンウェン（中国／同7位）との準決勝では乱調。36本のアンフォーストエラーを記録し、2-6、5-7のストレートで敗れ、金メダルへの道は閉ざされた。

その悔しさを晴らすべく、3位決定戦ではシュミドローワと対戦したシフィオンテク。第1セット、1-2から3度のブレークで一気に5ゲームを奪って、6-2で第1セットを取った。

第2セットでもテンポの速いストロークで。シュミドローワにプレッシャーをかけ続けて、2度のブレークに成功。6-1とわずか59分のストレート勝ちを収めた。

試合後、ベンチに戻ったシフィオンテクは涙。ポーランド選手として初めてのメダルを獲得した。

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