close

2024.11.19

大会情報

男女ともに日本チームは1位通過で決勝トーナメントへ!【ITFマスターズ 世界チーム選手権 in 東京 2024 supported by SENKO】

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

男子シングルス1を務めた本村剛一

男女ともに日本チームは1位通過で決勝トーナメント進出


11月17日(日)から22日(金)まで、有明テニスの森公園・有明コロシアムにて開催されている45歳以上の世界一を決める国別対抗団体戦『ITFマスターズ 世界チーム選手権 in 東京 2024 supported by SENKO』は19日、大会3日目を終え、男女日本チームは全勝で決勝トーナメントの進出を果たした。

【画像】『ITFマスターズ 世界チーム選手権 in 東京 2024 supported by SENKO』フォトギャラリー

3チームの総当たり戦となる予選で男子日本チームは、17日にオランダを2-1で撃破。19日は韓国を3-0で倒し、2勝で1位通過となった。

韓国戦では、シングルス2の寺地貴弘(45歳/元世界219位)が出だし0-2からスタートするも、「ゆっくりやろうとして、相手に合わせすぎた。そこからは自分のペースで打っていこうを思った」と、得意のバックハンドで組み立て、フォアのカウンターで決める展開を多用し、その後、相手に1ゲームも許さず、6-2、6-0で1勝目を挙げる。

続くシングルス1の本村剛一(50歳/元世界134位)は、現在もテニスの名門、柳川高校にてテニス部員たちとマッチ練習をしていることから「動けている方だと思う」と自信を見せ、そのとおり、6-1,6-1で快勝する。「自分もこの大会は初めてなので、勝手がわからない部分も多くあったが、オランダ戦を経て、いい集中で戦えた」と振り返った。

ダブルスの有本尚紀(50歳/ITFマスターズ最高1位)・福田勝志(48歳/日本ランキング96位)ペアは、序盤固さもあり、3-6で第1セットを落とすも、第2セットではリターンのサイドを替えてリズムを取り戻し6-2で奪い返す。ファイナルのマッチタイブレークを10-7で制し、チームに3勝目をもたらした。

福田は「日本代表として戦うのは初めての経験で、しかも僕以外3人がレジェンドばかりなので、その緊張感もありました」と言いつつも、「決勝トーナメントになるとより相手も強くなってくるので、引いていたら勝てない。積極的な気持ちを持って、自分らしいプレーを出せたら」と意気込みを語った。チームキャプテンの有本は、「オランダ戦はダブルスで負けてしまっていたので、勝ちたいという思いが大きく、普段のプレーはできなかったのですが、接戦をもぎ取り、全勝できて良かったです。シングルスの2人がさすがだなというプレーをしてくれているので、自分たちも頑張らないと」と決勝トーナメントへ向けて気持ちを引き締めた。

なお、女子の日本代表チームも2勝0敗のリーグ戦1位で決勝トーナメントへ進出。南アフリカとの対戦では、失ゲーム0という脅威の強さを見せた。

大会は20日よりトーナメント戦に入り、22日は決勝を行う。(※個人戦は23日〜30日)

■日本男子リーグ戦結果■
日本vs デンマーク(11/17有明コロシアム)
MS2 ○寺地貴弘 6-2 6-3 ⚫︎ニコライ・スレットン
MS1 ○本村剛一 7-5 6-3 ⚫︎カスパー・ウォーミング 
MD  ⚫︎有本尚紀/福田勝志 3-6 4-6⚫︎ウルリク・ラウドルップ・ボーリング/カスパー・ウォーミング

日本vs 韓国(11/19コート2)
MS2 ○寺地貴弘 6-2 6-0 ⚫︎キム・ジョンラク
MS1 ○本村剛一 6-1 6-1 ⚫︎リー・チャンフン
MD  ○有本尚紀/福田勝志 3-6 6-2 [10-7] ⚫︎コン・キフン/キム・サンヨン

大会HP
https://itfmasters.tournamentsoftware.com/sport/tournament.aspx?id=B6AEB83E-0666-448C-974E-C283C77B2A11

<団体戦・男子日本代表>
本村剛一(元デ杯選手・全日本テニス選手権チャンピオン・グランドスラム出場)
有本尚紀(ITFマスターズ世界ランキングNO.1・200kmのサーブが武器)
福田勝志(現役プロプレーヤー・今年度全日本テニス選手権30回目の出場)
寺地貴弘(元デ杯選手・全日本テニス選手権チャンピオン単複混・アジア大会金メダリスト)

<団体戦・女子日本代表>
橋本明香選手(全日本ベテランチャンピオン)
江馬愛子選手(全日本チャンピオン・全日本ベテランチャンピオン) 
風間亜希子選手(ITF MT700,MT400 Singles Champion)
平山由美選手(ITF MT700,MT400 Singles Champion)

【開催要項】
大会名:ITFマスターズ 世界チーム&個人選手権 in 東京 2024 supported by SENKO
ITF World Team &Individual Championships in Tokyo 2024 supported by SENKO
公認:国際テニス連盟(ITF)
主催:公益財団法人 日本テニス協会
主管:SPORTS SUNRISE .COM
特別協賛:センコーグループホールディングス株式会社
共催:東京都
日程:国別対抗戦2024年11月17日(日)~22日(金)・個人戦2024年11月23日(土)~30日(土) 
会場:有明コロシアムおよび有明テニスの森公園
開会式:11月16日(土)午後5時 有明コロシアム
決勝戦:国別対抗戦11月22日(金)有明コロシアム・個人戦11月30日(土)有明コロシアム
表彰式:国別対抗戦11月22日(金)決勝終了後(表彰は1〜4位)・個人戦11月30日(土)決勝終了後
試合形式:【国別対抗戦】予選リーグ 3〜4ヵ国のグループによる総当たり戦。11月17,18,19日の3日間で開催。準々決勝、準決勝、決勝を含むプレーオフは11月20,21,22日に開催。各試合はシングルス2試合とダブルス1試合で構成。ダブルスは、シングルスのスコアに関係なく、全てのグループ戦でプレー。
試合開始:午前10時
試合方式:シングルス/ザベストオブ3タイブレークセットダブルス・ミックスダブルス(個人戦)/ザベストオブ2タイブレークセット&10ポイントマッチタイブレーク

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録