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2025.01.21

選手情報

サバレンカが今大会初めてセット失うも世界32位を破り全豪4強。ヒンギス以来の3連覇へあと2勝[全豪オープン]

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Photo by Getty Images

サバレンカがフルセットの接戦を制して準決勝進出


現地1月21日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)女子シングルス準々決勝が行われ、大会3連覇を狙う第1シードのアリーナ・サバレンカ(世界ランク1位)が第27シードのアナスタシア・パブリチェンコワ(同32位)を6-2,2-6,6-3で下し、ベスト4入りを果たした。

【動画】サバレンカ、バックハンドスライスでウィナー&マッチハイライト

26歳のサバレンカは、昨季に全豪オープン2連覇を達成すると、9月の全米オープンも制すなどツアー4勝を挙げて、10月には1年ぶりに世界ランク1位に返り咲いた。8年連続出場となった今大会は、1997~1999年のマルチナ・ヒンギス以来となる3連覇を狙う。

1回戦でスローン・スティーブンス(アメリカ/同81位)を6-3,6-2、2回戦でジェシカ・ブザス・マネイロ(スペイン/同54位)を6-3,7-5、3回戦でクララ・タウソン(デンマーク/同42位)を7-6(5),6-4、4回戦で第14シードのミラ・アンドレーワ(同15位)を6-1,6-2で撃破。セットを失うことなく、順当にベスト8入りを果たした。

準々決勝でも落ち着いた立ち上がりを見せたサバレンカは、勝負所でプレーの質を高めて第4ゲームで最初のブレークに成功する。その後も気迫に満ちたプレーでパブリチェンコワにチャンスを与えず。第8ゲームでフォアハンドの強烈なカウンターショットを放って、2度目のブレークで6-2とセットを先取した。

だが、第2セットではその流れが一変。パブリチェンコワがサバレンカの強打にも打ち負けずに、粘り強く返球。甘いボールも逃さず、ネットプレーも増やして流れを引き寄せる。リードを奪ったパブリチェンコワがプレッシャーをかけ続けて、3度のブレークに成功。サバレンカは2-6でセットを奪い返えされてしまった。

勝負の最終セット、サービスキープに苦しむサバレンカは、パブリチェンコワにリードを許す展開。しかし、パワフルなショットを武器にピンチを跳ねのけて、すぐさまブレークバック。終盤の第8ゲームで値千金のブレークに成功し、全豪オープン3連覇へあと2勝とした。

準決勝では第11シードのパウラ・バドサ(スペイン/同12位)と対戦。バドサは、準々決勝で第3シードのココ・ガウフ(アメリカ/同3位)を7-5,6-4で破っている。

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