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2025.03.17

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錦織圭、世界64位に浮上し2022年6月以来となる日本人トップに返り咲く

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Photo by Getty Images

錦織圭 約2年9か月ぶりに日本人男子トップ


3月17日、男子テニスの世界ランキングが更新され、前週行われたチャレンジャー大会でベスト4に入った錦織圭(ユニクロ)が、64位を記録。68位の西岡良仁(ミキハウス)を抜いて、約2年9か月ぶりに日本人トップに躍り出た。

【動画】ATPチャレンジャー「アリゾナ・テニス・クラシック」準々決勝コボッリ戦で魅せた錦織圭のプレー&準決勝ハイライト

35歳の錦織は、前々週の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)では、1回戦でジャウメ・ムナル(スペイン)を下したものの、2回戦ではトップ20のウーゴ・アンベール(フランス)に敗退した。

その翌週には、ATPツアー下部の「アリゾナ・テニス・クラシック」(アメリカ・フェニックス/チャレンジャー175)に出場。今季ツアー優勝を果たし、勢いに乗る18歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)に敗れたものの、トップ100を2人撃破してベスト4入りを果たしている。

これらの結果により、80ポイントが加算され76位から64位にジャンプアップ。昨季、錦織以来となる日本人ツアー3勝目を挙げた西岡を抜いて、2022年6月以来となる2年9か月ぶりに日本人トップに返り咲いた。

この数年、錦織は股関節や足首、膝と度重なる怪我に見舞われ、2022年末には世界ランキングも失った。

だが、昨年3月の復帰以降はコンスタントに試合を重ね、ツアー大会で2度の8強入りやチャレンジャー優勝などでトップ100目前まで上昇。今季も開幕戦のATP250香港で準優勝と結果を残してトップ100までランキングを戻している。

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