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2025.03.19

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大坂なおみ、全豪オープン以来約2か月ぶりに白星。予選勝者に逆転勝ちで2回戦へ[マイアミ・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ、予選勝者に逆転勝ちで2回戦進出


現地3月18日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク61位)は、予選勝者のユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ/同108位)と対戦。3-6,6-4,6-3の逆転勝利で全豪オープン以来となる約2か月ぶりの白星を挙げた。

【動画】大坂なおみ、フルセットの試合を制して初戦突破!マッチハイライト

27歳の大坂は、今季開幕戦となった「ASBクラシック」(ニュージーランド・オークランド/WTA250)で2年9か月ぶりにツアー決勝に進出したものの、腹筋を痛めて棄権し惜しくも準優勝。その後、全豪オープンではフルセットを2試合勝ち抜いたが、前哨戦で痛めた腹筋の痛みが再発し、3回戦を途中棄権していた。

前々週は、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)に出場し、初戦で敗退。2年連続8度目の今大会を迎えた。

2022年には準優勝と好成績を収めている大坂の初戦の相手は、今季まだツアーでの勝利がないスタロドゥブツェワ。第1セット、大坂は開始からショットの精度を欠いて相手に流れを渡してしまう。開始から5ゲームを奪われ、第7ゲームで1つブレークしたものの、3-6でセットを失った。

ミスの多い緩慢なプレーにイライラを募らせる大坂は、第2セットも先にブレークを許す。それでも、第8ゲームでは相手の緩いサーブにも苦労しながらブレークに成功し、スコア上で追いつくと、ポジティブな感情を表に。次第に大坂のハードヒットにミスショットも増えるスタロドゥブツェワに対し、第10ゲームもブレークして6-4でセットを奪い返した。

勝負の最終セット、持ち直した大坂は力強いショットを次々と叩き込み、第4ゲームでブレークに成功。直後には2本のピンチをしのいでリードを保つと、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでもブレークポイントを守り切って6-3。全豪オープン以来、約2か月ぶりにツアー勝利を挙げた。

試合後のオンコートインタビューで大坂は、「自分があまりうまくプレーできていないことはわかっていたが、できるだけコートに長く立っていようと思った。マイアミは私のホームだと思っているから」とコメント。2回戦で大坂は、第24シードのリュドミラ・サムソノワ(同21位)と対戦する。

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