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2025.04.07

選手情報

ジョコビッチ、マイアミ大会で手応えもクレーコート・シーズン初戦へ「期待は高くない」[ロレックス・モンテカルロ・マスターズ]

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Photo by Getty Images

ジョコビッチ、クレーコート・シーズン初戦へ「期待はそれほど高くない」


現地4月6日にスタートした「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATPマスターズ1000)。今大会、第3シードとして出場するノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク5位)は、今季ここまでの戦いぶりに手応えを示しつつ、「期待は高くない」と冷静に振り返る。

【動画】ジョコビッチ、昨年の全仏王者アルカラスと実戦的な練習

37歳のジョコビッチは、今季全豪オープン4強後に2大会連続で初戦敗退を喫したものの、前々週に行われたATPマスターズ1000マイアミで決勝に進出。惜しくもツアー通算100勝目とはならなかったが、「コート内外でたくさんの喜びといい感覚を得た」と収穫のある大会となった。

その戦いを踏まえ、「マイアミでのプレーを振り返ると、自分があのようにプレーできればキャリアを続けるためのインスピレーションを得ることができる」と手応えを口に。「ボールをしっかり打てて試合に勝つと良い気分になるし、早くに負けてしまえば疑問や内なる声が湧いて、(現役を)続けるべきか疑問に思うことになる」と、勝利は現役を続けるための何よりのエネルギーになるとした。

そして、ツアーは全仏オープンに向けて、クレーコートで戦いが繰り広げられる。「マイアミのコートで喜びを感じ、パフォーマンスも良かったから、それをクレーコートでもできるか感触を探っていきたい」とポジティブな気持ちでありつつ、「クレーコートはまた一味違うサーフェス。慣れる時間もあまりなかったから期待はそれほど高くない」と冷静に分析した。

今季からコーチとして帯同する場面の多い元世界ランク1位のアンディ・マレー氏は不在。2015年の優勝から苦戦が続く今大会で、幸先の良いクレーコート・シーズンをスタートさせることができるだろうか。

上位8シードは1回戦が免除されており、ジョコビッチは2回戦から登場。アレハンドロ・タビロ(チリ/同32位)とワイルドカード(主催者推薦)で出場のスタン・ワウリンカ(スイス/同163位)の勝者と対戦する。

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