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2025.04.21

選手情報

望月勇希は地元大阪で優勝ならず、ファンが2年半ぶりのITFタイトル獲得。内山靖崇主催のITF大会「BLUE SIX OPEN」

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©BLUE SIX OPEN

内山靖崇主催のITF大会「BLUE SIX OPEN」


内山靖崇(積水化学工業/世界ランク224位)が主催するITFツアーの男子大会「BLUE SIX OPEN」(大阪・モリタテニスセンター靭/ITF M15)、シングルス決勝が4月20日に行われた。

【画像】「BLUE SIX OPEN」4月20日のフォトアルバム

【画像】シングルス&ダブルス結果

今大会は、より大きなステージ、世界へ挑戦する選手の力になるため作られた国際大会。選手として現役を続ける内山にとっては、2021年から地元の北海道・札幌で開催している「Uchiyama Cup」(9月開催)2大会、昨年から東京・有明で開催している「BLUE SIX OPEN」(7月開催)2大会に続いての国際大会の実施となり、今年初めて大阪で2週連続開催する。

20日にはシングルス決勝が行われ、シード勢で唯一の4強入りとなった第5シードの望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)が、ファン・ツンハオ(台湾)と対戦。

第1セット、第4ゲームでブレークされた望月はすぐさま追いつくも、サービスゲームを楽にキープさせてもらえない。プレッシャーをかけられ続け、5-6の第12ゲームでは痛恨のダブルフォールトでブレークを許し、5-7でセットを失った。

第2セットも望月の良さでもあるフォアハンドを軸に攻めていくもブレークすることができず。反対に、3-4の第8ゲームでフォアハンドの4連続ミスが出てしまい、ファンにリードされた。これで集中が切れてしまったか、直後のゲームの1ポイント目で左足をひねって転倒。足首にテーピングを巻いてプレーを続けた望月だが、そのままファンにサービスキープされて3-6とストレートで敗れた。

大阪府テニス協会からワイルドカード(主催者推薦)を受けて出場した望月は、「優勝したかったですけど、ファン選手の素晴らしいプレーで何もできずにやられっぱなしだった。でもとても充実した1週間になった」と試合後に語った。

また、優勝したファンにとっては2022年11月以来、約2年半ぶり2度目のITFタイトルとなった。

シングルス決勝の結果は以下のとおり。

<シングルス決勝の試合結果>
○ファン・ツンハオ(台湾) 7-5 6-3 ●望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)[5/WC]

※[ ]内の数字=シード数、WC=主催者推薦

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