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2025.08.06

選手情報

大坂なおみ WTA1000で3年4か月ぶりの4強!丁寧なテニスで世界13位スビトリーナに快勝[ナショナル・バンク・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ、「ナショナル・バンク・オープン」初の4強


女子ツアー「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・モントリオール/WTA1000)シングルス準々決勝が現地8月5日に行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク49位)は、第10シードのエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/同13位)を6-2,6-2で破り、同大会初の4強入りを果たした。

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27歳の大坂は、今大会初戦で地元カナダのアリアナ・アルセノー(同515位)を6-4,6-2で下すと、2回戦では第13シードのリュドミラ・サムソノワ(同16位)を4-6,7-6(6),6-3で撃破。勢いに乗り、3回戦では第22シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア/同26位)を6-2,6-4で、4回戦ではアナスタシア・セバストワ(ラトビア/同386位)を6-1,6-0で破って8強入りしている。

4回戦後には、心身の充実を口にするとともに、今大会から新たにチームに加入している元世界2位のアグニエシュカ・ラドワンスカや元世界1位のイガ・シフィオンテクらを指導してきたトマス・ビクトロフスキー氏についても言及。「彼のコーチングスタイルがとても良い。率直で明確な指導をしてくれる。私は考えがあちらこちらにいってしまうからすごく助けられている」と、その影響を述べた。

この日はこれまでの直接対決で4勝3敗としている第10シードのスビトリーナと対戦。序盤からリスクを冒さず、クロスへ丁寧なショットを放つ大坂に対して、スビトリーナは攻撃的なプレーを見せる。

その中、ミスを減らしてしぶといプレーを披露する大坂が第4、第6ゲームを破って5-1とする。スビトリーナに一つブレークを許したものの、第8ゲームで3度目のブレークに成功し6-2で第1セットを奪った。

第2セットも果敢に攻めるスビトリーナのショットに食らいつく大坂。ミスを引き出して第6、第8ゲームをブレークし、2-2から4ゲームを連取し6-2。ストレートの快勝で同大会初の4回戦に進んだ。WTA1000での準決勝進出は2022年4月の「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ)以来、3年4か月ぶりである。

準決勝では第16シードのクララ・タウソン(デンマーク/同19位)と対戦。タウソンは、準々決勝で今年の全豪オープンを制している第6シードのマディソン・キーズ(アメリカ/同8位)を6-1,6-4で破っている。

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