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2025.11.05

選手情報

尾﨑里紗プロがアンバサダーの「こうべストリートテニス2025」が今年も開催!神戸にまつわる人・企業がイベント支える

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子供から大人まで、気軽にテニスを楽しめる「こうべストリートテニス2025」が開催


「布引コアコーポレーション Presents こうべストリートテニス2025」が11月3日、兵庫県神戸市のど真ん中、三宮センター街で開催。神戸市出身でイベントアンバサダーの元世界ランク70位の尾﨑里紗プロらと、大人から子供までテニスを楽しんだ。

【画像】神戸市出身の元世界70位尾﨑里紗プロが参加「こうべストリートテニス2025」の様子

国際テニス連盟(ITF)が、「テニスを始めたその日からサーブを打って、ラリーしゲームを楽しめる」をコンセプトに提唱し世界でも導入されている「PLAY&STAY」。昨年、初めて神戸の街中で開催されたイベントが今年も実施。場所は「神戸メリケンパーク」に続いて、今年も神戸を象徴するような人気スポットで、休日には10万人以上が集まると言われる「三宮センター街」に特設テニスコートを設営し開催された。



主催の神戸市テニス協会の田中正人さんは、「テニスを見たことのない人たちに対して僕たちから近寄っていく」ことがスタート地点だとする。三宮センター街で球技のイベント自体が初めてだそうで、多くの人々の目に触れる形となり、「全国で普及イベントが広がってほしい。スター選手が出てきて、ブームになるのを待つのではなく、テニスに触れる機会を作ってファンができることが大事なのでは」と意義を語った。

今回のイベントを大きく支えることとなったのが、神戸市布引町で創業し来年90周年を迎える「布引コアコーポレーション」。代表取締役社長を務める佐伯孝平さんは、尾﨑がテクニカルコーチを務める甲南大学庭球部OBでもあり、「何かで神戸に恩返しをしたいという気持ちがあった。今回、尾﨑さんを通じて、ご縁だと感じて協賛させていただいた」と話す。

佐伯さんにとっても、三宮センター街は学生時代からよく通っていて身近な場所。「まさかここでテニスが見られるとは(笑) 斬新で面白い企画だと感じた」とし、「みんな生き生きと楽しくボールを打っていて、やっぱりテニスは良いスポーツだなと感じた」と感慨深げにコメントした。



また、佐伯さんと同じく甲南大学庭球部OBで、自身が代表取締役社長執行役員を務める國光宏昌さんの「EMシステムズ」も今回のイベントに特別協賛として協力した。同社は医療機関におけるIT分野の事業などを展開。「お医者さんでテニスをやっている方が非常に多いんです」と、400人規模のテニス大会や尾﨑ら数々のテニス選手もサポートしている。

幼少時代からテニス一筋の國光さん。イベントを間近で見て、「小さい頃から三宮に出てきたらここに来ていた。センター街にテニスコートができて、こんな風になるなんて嬉しさと驚きでいっぱい」と口にした。

イベントアンバサダーの尾﨑に加えて、尾﨑がテクニカルコーチを務める甲南大学テニス部員が参加者のヒッティングパートナー。経験者はもちろん、テニスに初めて触れる子供や大人も参加した。元Jリーガーで神戸のFMラジオ局「Kiss FM KOBE」サウンドクルーの近藤岳登さんがマイクで盛り上げ、最初は難しくても徐々にラケット操作を覚えてボールを返球。真剣な表情から一転、プレー後には笑顔、悔しそうな表情もあった。

学生時代に遊んだ場所でもある三宮センター街での開催に尾﨑は、「子供の時の思い出の場所でまさかテニスができるなんて」と笑ったが、「小さいお子さんから年配の方までたくさん打たせていただいた。年齢問わず、長く楽しめるスポーツがテニスなので、少しでもやってみようかなと思ってもらえたら」と振り返った。




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写真:Tennis Classic

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