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2025.11.18

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内山靖崇 「気持ちよくプレーできる時間が少なかった」と不満げもストレート勝ちで2回戦へ[横浜慶應チャレンジャー]

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写真:横浜慶應チャレンジャー by 三田興産/長浜功明

内山靖崇 悪いジンクスを断ち切り上位進出狙う

男子下部ツアー「横浜慶應チャレンジャー」(神奈川・慶應義塾大学日吉キャンパス 蝮谷テニスコート/チャレンジャー75)シングルス1回戦が11月17日に行われ、第7シードの内山靖崇(積水化学工業/世界ランク330位)はファン・ツンハオ(台湾/同479位)を6-4,7-6(11)で下して2回戦進出を果たした。

【画像】「横浜慶應チャレンジャー」シングルス組み合わせ&11月18日の試合予定

33歳の内山は、2018年大会のチャンピオン。今年9月に開催された中国・上海でのチャレンジャー大会では準優勝したが、その後は接戦をものにすることができず早期敗退が続いている。

初戦の相手は、4月に内山が主催するITFツアー「BLUE SIX OPEN」(大阪・靭テニスセンター)で優勝したファン。今年2度対戦しいずれもストレート勝ちしており、良いイメージを持って試合に臨んだ。

だが、この日は風も強く、また練習コートと試合のコートの差もあってリズムがつかめない。いきなりブレークを許すなど流れに乗れなかった。それでも経験豊富な内山。我慢強くチャンスを待つと、2度のブレークで第1セットを奪う。第2セットも「気持ちよくプレーできる時間が少なかった」と調子が上がらないながら、しぶとくプレーを続けてタイブレークを制し2セットで試合を終わらせた。

試合後は「もっといいプレーしたい、それができるという感覚がありすぎた」と不本意な表情を浮かべた。シーズン最後の大会ということもあり、フィジカル面での疲労もある。その中で勝利を手にしたことに、「良いプレーをして勝てるのは当たり前で、悪いなりに勝つ試合があるとトーナメントを戦っていくうえでのリズムが良くなる。そういった意味で今日は良かった」とポジティブに捉えた。

腰の痛みがあるとも明かしたが、幸運にも中1日空く。一昨年は左内転筋、昨年は右大胸筋を痛めた影響で満足なプレーができなかった。悪いジンクスを断ち切って上位進出を狙う。

2回戦ではシン・ウービン(韓国/同569位)と予選勝者のミハエル・ヴルベンスキー(チェコ/同636位)の勝者と対戦する。

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写真:横浜慶應チャレンジャー by 三田興産/長浜功明

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