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2025.12.21

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岩佐綾香が2大会連続で世界最高峰の名門大会を制す!世界的なスターもかつては出場「ジュニア・オレンジボウル国際テニス選手権」

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岩佐綾香が「ジュニア・オレンジボウル」を制す


12月9日~17日までアメリカ・フロリダで開催された世界的な名門ジュニア大会「ジュニア・オレンジボウル国際テニス選手権」の14歳以下女子シングルスで、第7シードの岩佐綾香(桜田倶楽部)が見事優勝。発展著しいシーズンを象徴する形で、世界最高峰ジュニアの舞台でビッグタイトルを獲得した。

【動画】岩佐綾香 エディーハーに続いて名門大会で優勝!英語インタビュー&プレー

「ジュニア・オレンジボウル」は、名門ジュニア大会で世界中からトップ選手が集う“未来のスターの登竜門”として広く認知されている。大会の歴史は64年以上。アンドレ・アガシやシュテフィ・グラフ、クリス・エバート、モニカ・セレシュといった往年の名選手に加え、ロジャー・フェデラー、アンディ・マレー、アシュリー・バーティ、ココ・ガウフ、錦織圭、大坂なおみ、アレクサンダー・ズベレフなど、後の世界的スターも出場してきた。

同大会での岩佐の勝ち上がりは、1回戦で逆転勝ちを収めて以降はすべてストレート勝ち。大一番となった決勝では、第4シードのカナダ選手を7-6(4),7-6(2)で破って、前週の「IMGアカデミー国際テニス選手権(IMG Academy International Tennis Championships/旧エディー・ハー)」に続いて優勝を果たした。

2024年の「全国小学生テニス選手権」で優勝している岩佐は優勝直後、次のように喜びを語った。
「今年の目標だったエディーハーに続けて、オレンジボウルでも優勝することができて本当に嬉しいです! 初めてのグリーンクレーで最初は苦戦しましたが、試合が進むにつれて対応できるようになりました。強い選手ばかりで毎試合タフでしたが、自分らしく強気なプレーで勝ち切ることができました。みんなの応援もとっても力になりました。次は来年のプチザスでの優勝を目指してまた頑張ります!」

初挑戦となったグリーンクレーへの対応力、タフな試合を勝ち抜くメンタル、そしてさらなる高みを目指す姿勢。14歳以下の世界タイトルとともに、その成長曲線を力強く示すコメントとなった。

ジュニア・オレンジボウル優勝者の多くは、その後ITFジュニア、さらにはプロツアーで実績を積み、世界舞台へと上り詰めている。今回の優勝は、岩佐がそうした道筋に足を踏み入れたことを示す象徴的な結果と言える。

次のステージは、本人も目標に掲げた「Les Petits As(プチザス)」。フランスで行われる14歳以下カテゴリーの最高峰大会であり、ここでも世界中が注目する存在となるだろう。日本ジュニアの未来を切り拓く、新たな才能が本格的に歩みを進めている。

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