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2026.01.16

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アルカラス、生涯グランドスラムへ「今年の最大目標」全豪初制覇に強い意欲[全豪オープン]

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Photo by Getty Images

アルカラス、「今年の最大目標」唯一残る全豪タイトルへの強いモチベーション


今年最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の大会前記者会見に、男子シングルス第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク1位)が出席した。今大会で優勝すれば、生涯グランドスラムを達成する22歳が、自身に唯一懸けているメジャータイトルへの強い思いを、率直な言葉で語った。

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「今年のメインゴールは全豪オープンだ。シーズン最初の大会で、最大の目標でもある」。アルカラスは開口一番、今大会に懸ける覚悟を明確にした。オフシーズンの準備についても「とても良いプレシーズンを過ごせた。万全の状態でここに来られている」と手応えを口にし、「タイトルに飢えている。ここで大きな結果を出したい」と意欲を隠さなかった。

全豪オープンは、アルカラスにとって課題でもある大会だ。これまでの最高成績は2024年、2025年のベスト8。全仏、ウィンブルドン、全米を2度ずつ制してきた一方で、メルボルンではまだ決勝進出すら果たしていない。それでも本人は、「コートはとても良く、快適にプレーできている。天候の難しさも大会の一部」と前向きな姿勢を崩さない。

会見では、長年師事してきたファン・カルロス・フェレーロ氏との師弟関係解消についても言及した。約7年間にわたる関係に終止符を打った決断は、昨年12月の話だという。「彼がいなければ、今の僕はここにいない。本当に多くのことを教えてくれた」と恩師への深い感謝を示しつつ、「でも、時には終わりが必要なときもある。互いに納得したうえでの決断だし、今も良い関係だ」と語った。現在のチームについては「100%信頼している。ルーティンもこれまでと何も変わっていない」と強調し、新体制への不安を打ち消した。

技術面では、サービスについて質問が及んだ。大きなフォーム変更はないとしながらも、「毎日、小さなディテールを調整している」と明かす。「今の動きはとてもスムーズで、落ち着いたリズムで打てている。それが良いサーブにつながっていると思う」。冗談交じりにノバク・ジョコビッチ(セルビア)との類似性を指摘されると、「意識して真似したわけじゃないけど、似ている部分はあるかもしれない」と笑顔を見せた。

全豪オープン制覇、そして生涯グランドスラム達成。その大きな目標を前にしながらも、アルカラスの表情は落ち着いている。「できる限り準備をしてきた。あとはコートで自分のテニスをするだけ」。メルボルンでの壁を越え、テニス史に名を刻む瞬間が訪れるのか。世界王者の挑戦が、いよいよ始まる。

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