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2026.01.30

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“ジュニアの登竜門”でオトリエ龍馬が8強入り!BIG4やアルカラスも歩んだ世界最高峰の舞台

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© LES PETITS AS : Loïc WACZIAK

歴代王者が名を連ねる、事実上の「世界選手権」で日本人選手が躍動


フランス・タルブで開催されている14歳以下の国際大会「プチザス(Les Petits As)」の男子シングルスにおいて、オトリエ龍馬(Team Rise)が準々決勝進出を果たした。全豪オープンが佳境を迎えるなか、未来のトップ選手を輩出してきたジュニア世代の聖地で、日本の若き才能が確かな存在感を示している。

【動画】オトリエ龍馬、岩佐綾香のハイライト 試合後には地元の子供たちからサイン攻めに

「プチザス」は、14歳以下の大会でありながら、テニス界において特別な位置づけを持つ。過去の出場者リストには、ロジャー・フェデラー(1995年ベスト16)やラファエル・ナダル(2000年優勝)、ノバク・ジョコビッチ(2001年ベスト8)、アンディ・マレー(2001年準優勝)ら「BIG4」が名を連ねる。現在世界ランク1位のカルロス・アルカラスも、2017年大会でベスト8入りを経験した。

女子でもマルチナ・ヒンギス(1991、92年優勝)やキム・クライシュテルス(1997年優勝)など、後の世界1位たちがこのタルブの舞台を経験。現在の世界ランクトップ10のうち男子7名、女子6名が本大会の出場経験者であり、まさに“プロへの登竜門”といえる存在だ。

今大会、男子シングルス第16シードとして出場しているフランスと日本のハーフ、オトリエ龍馬が好調だ。オトリエは2024年に、全国選抜ジュニア、全国小学生、全日本ジュニアの12歳以下3冠を達成した逸材。

今大会でもその実力を遺憾なく発揮し、初戦を6-0, 6-0、2回戦を6-2, 6-1と圧倒的なスコアで勝ち上がった。29日に行われた3回戦ではブラジル選手と対戦。序盤にブレークを許す場面はあったものの、崩れることなく6-4, 6-3で勝利。昨年の初戦敗退から1年、2年連続の出場でベスト8入りを果たし、世界トップレベルでの確かな成長を証明している。

同日、女子シングルス3回戦には第4シードの岩佐綾香(桜田倶楽部)が登場した。岩佐は昨年末、アメリカで開催されたビッグタイトル「エディー・ハー」と「ジュニア・オレンジボウル」を制し、大きな注目を集めていた。今大会でも快進撃が期待されたが、中国選手に4-6, 0-6で敗れ、ベスト8進出はならなかった。

また、男子の山中伶太、女子の奥山し渚(ITSベルズ)は初戦で敗退したものの、コンソレーションでベスト8まで進出。世界トップジュニアとの真剣勝負を通じて、貴重な経験を積んでいる。

グランドスラムの熱狂と並行して進む、次世代のスター候補たちの戦い。タルブの地で刻まれる若き日本勢の足跡は、将来のトップシーンへと繋がっている。

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