世界1位奪還へ シナーがベースラインでの攻撃性強化を明言
現地3月4日に開幕した「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)に第2シードとして出場するヤニック・シナー(イタリア/世界ランク2位)は、大会前の記者会見に出席した。今大会に向けて、自身のプレーに「微妙な変化」を加えていることを明かしている。
【動画】シナー ATPマスターズ1000インディアンウェルズ初制覇へ「より攻撃的に」インタビューの様子シナーは今大会に向けた準備期間、チームと共にハードな練習を重ねてきた。すでにツアー屈指の精度を誇るベースライン・プレーについて、さらなる進化を目指している。
「ここでの1週間、非常にハードな練習を積んできた。かなりの時間を練習に費やしてきたんだ。常に自身のゲームを向上させようと努めているし、今大会ではベースラインで時折、より攻撃的になるよう試みているところだ。それがどう機能するか見てみたい」
24歳のシナーにとって、同大会の最高成績は2023年と2024年のベスト4である。いずれも連覇を達成したカルロス・アルカラス(スペイン/同1位)に準決勝で阻まれており、悲願の初優勝に向けて戦術のアップデートを図る構えだ。
近年、シナーはYouTubeチャンネルでのVlog公開など、コート外の姿を発信することにも注力している。これについては、ファンとの距離を縮めるための重要な手段だと考えている。
「ファンは私たちが個人としてどのような人間かを正確には知らない。コート外の自分を見せることは素晴らしいことだと思う。私自身、他のアスリートのYouTube動画を見るのが好きだ。テニス以外に、ゴルフや車の運転、プレイステーションをして過ごす24歳の若者としての日常を共有したい」
今季は、1月の全豪オープン準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア/同3位)にフルセットの末に敗れ、連覇達成ならず。続く2月のドーハ大会では、20歳のヤクブ・メンシク(チェコ/同12位)に敗れベスト8止まり。取りこぼしが少ないシナーとしては、やや出遅れた感のあるスタートとなった。
しかし、本人は「メンタル面は非常に良い状態にある」と自信をのぞかせる。クレーシーズンを前にした重要なハードコート2大会に向けて、準備は万全のようだ。
第2シードのシナーは1回戦を免除されており、2回戦で予選勝者のダリボル・スブルチナ(チェコ/同109位)と対戦する。
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